第百二十六魔 ページ36
「入間様……いささか遅くはないか?」
入間様がアクドルくろむとの談話に当選し行ってから早一時間
談話は確か三十分程の物であると記憶していたがそれにしても遅い
何かあったか……
「きっと入間様はアクドルをも掌握し悪魔学校、いや魔界全土を統べる王になるべく我々では想像もつかないお考えで何かなさっているに違いない!」
「うー!入間ちとずっと話してるなんてズルイー!」
(いや今までの入間様からしてこう言うときはだいたい面倒事に巻き込まれてるだろ!)
二人に少しあきれているとペンダントが震えた
『いやっはっはー!最近の魔界ってサイッコーだなー!かわいい女の子が歌って踊ってうーんよい文化だ!』
「スピネル貴様!頼むから声もなにも出さないでくれ!」
『暇だったからハドラ嬢のアクドル風歌曲も作ってみたぞー!』
「いらんことをするなー!」
ペンダントからは先程のアクドルの曲の様にアップテンポでギターも効かせた曲が流れそれに合わせてスピネルも歌い出す始末
『ほらほらハドラ嬢も歌って歌ってー!一生懸命作ったんだぞー?』
「ぐわぁぁぁやめろぉぉぉ!脳内に歌詞をインプットしてくるなぁぁぁぁぁ!」
こいつはぁ!
口も封じてやろうかぁ!
好き勝手やるスピネルに頭の血管が切れそうなそんなときだった
「お願いします!コンサートの中止は待ってください!」
「「入間様!」」
「入間ちー!」
扉を開け出てきた入間様はどこか焦っていてマネージャーらしき人を追いかけていた
「何かあったのですか?」
「あ、三人とも!実は……」
入間様の話によればくろむを激情させてしまったらしく、そのせいでくろむが倒れコンサートに出られなくなってしまったという
「だから、くろむさんが復帰するまでの間前座のショーをやらせてほしいんです!」
「前座?」
「はい!パフォーマンスでもなんでもします!だからライブの中止は待って欲しいんです!」
「無理だって言ってるでしょ!気持ちはうれしいけど大人しくしてて!お願いだから!」
「!」
マネージャーがそういえば入間様は挙動を止めてしまった
今まで見てきたが入間様は頼み事に弱い
知らないとはいえ入間様が一番弱い言葉を使うとは……
が
「「嫌です。」」
私達は率先してマネージャーの発言をはね除けた
「なっ!」
「入間様から事情は伺っております。要はストレスを発散させればよいのでしょう?」
「ここは魔苦針ドーム。広さを利用すれば発散出きることは様々でしょう。」
「私は鬼ごっこが良いと!」
「何か方法があるのでは?」
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闇鍋ソース(プロフ) - ミミさん» うほっ!いい女!← (2020年2月27日 19時) (レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - うおおお鍋さんの阿部さんが見え隠れしてるウゥ(ヤラないか、はっ! (2020年2月27日 19時) (レス) id: 478e853934 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - レナータMRさん» イエス!ヤラナイカが脳内を埋め尽くすであろう!(ズンチャッズンチャズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッヤラナイカ!はっ!) (2020年2月27日 18時) (レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
レナータMR - メイちゃん頭打って性格変わらないといいけどアメリさんみたいになったらそれこそアズ君とカルエゴ先生とバラム先生の理性が…… (2020年2月27日 18時) (レス) id: e662a9d0a8 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - さゆゆ☆さん» へっへっへ( ゚∀゚) (2020年2月27日 7時) (レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:闇鍋ソース | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mesemoaLOVE/
作成日時:2019年12月15日 20時