第百二十四魔 ページ34
「……」
明るすぎるスポットライト
騒がしい周囲
そんな中私はペンライト片手にVIPと書かれた観客席にてアクドルのコンサートを見ていた
(何故、何故私はこんなところに！)
事は数時間前に遡る
「ただいま戻りました。」
バラム先生に仮眠させてもらい何とか午後から復帰できた
教室に戻れば三人が心配そうに出迎えてくれた
「メイ！大丈夫！？今日調子悪いみたいだったから僕心配で……！」
「ご心配をお掛け致しました……何卒罰を。」
「いやいやいやしないよ！？」
かしづけば入間様は慈悲深く手を振って拒絶した
「メイメーイ！もうぷんぷん丸じゃない？」
「ああ、多分。てかなんだぷんぷん丸って。」
「ぷんぷん丸はねーぷんぷん丸だよー！」
「全くわからん。」
ウァラクは相も変わらずウァラクしていた
……私は何をいってるんだ？
ウァラクはウァラク……ん？
自分でも訳のわからない文に悶々としているとアスモデウスが口を開いた
「ハドラ！」
「アスモデウス……今朝方はすまなかった。手を痛めていないか？」
「！」
手をとり確認すれば少し赤く腫れてしまっていた
「……悪い。」
「き、気にするな！こんなもの屁でもない！」
「本当か？……いや、治癒を施しておこう。」
「！？！？！？」
私はペロリとアスモデウスの手の甲を舐めた
「な、な、なな何を！？」
「治癒だ。私の家系魔術は毒を作り出すが、応用すれば薬にもなる。ほら、見てみろ。」
「！」
アスモデウスの手の赤みは消え、いつもの美しい肌に戻っていた
「心配をかけた。今後は自己管理に気を付ける。……？アスモデウス、熱でもあるのか？顔が赤いが……」
「はっ……あっ……！」
顔をあげると彼は白い肌をリンゴのように赤く火照らせていた
「アスモデウス？」
「あ、あぁ……いや何でもない！というかそれはハドラのせいでなくスピネルが……！そうだ、奴は今どこに！」
「ペンダントから出られないようにしてある。今は寝ているから安心してほしい。……これで漸く安眠出来るからな……」
「やはりそいつが原因だったか叩き斬る！一度出せ！」
そういうや否や彼は炎の剣を作り出し迫った
「やめろ！万が一あたり処が悪かったらどうする！」
「死なない程度に拷 問するだけだ！」
「やめんか！」
仮にも姿はカルエゴ卿なので気が引けた私は全力で拒否した
と、その時
『えーアブノーマルクラスの入間君、アスモデウス・アリス君、ウァラク・クララさん、ハドラ・メイデンさん、放送室まで来てください。』
放送がされどうやら呼び出しのようだった
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闇鍋ソース(プロフ) - ミミさん» うほっ！いい女！← (2020年2月27日 19時) (
レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - うおおお鍋さんの阿部さんが見え隠れしてるウゥ（ヤラないか、はっ! (2020年2月27日 19時) (レス) id: 478e853934 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - レナータMRさん» イエス！ヤラナイカが脳内を埋め尽くすであろう！（ズンチャッズンチャズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッヤラナイカ！はっ！） (2020年2月27日 18時) (レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
レナータMR - メイちゃん頭打って性格変わらないといいけどアメリさんみたいになったらそれこそアズ君とカルエゴ先生とバラム先生の理性が…… (2020年2月27日 18時) (レス) id: e662a9d0a8 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - さゆゆ☆さん» へっへっへ( ﾟ∀ﾟ) (2020年2月27日 7時) (レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：闇鍋ソース | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mesemoaLOVE/
作成日時：2019年12月15日 20時
