第百二十三魔 ページ33
「は、ハドラ！その……私にも相談して良いのだぞ？お前の担任は私なのだから……」
「そんな恐れ多い！カルエゴ卿はクラスメイトを捌く事に専念してください！あのアホ達が問題行動を起こしてしまったらカルエゴ卿の沽券に関わります！」
「ぐっ！」
カルエゴ卿にそういえば拳を握りしめ顔を伏せてしまった
何かお気に障る発言をしてしまったのだろうか
「カルエゴ卿……？」
「大丈夫だよハドラちゃん。問題ない。彼は笑うとき堪えるからね。嬉しいんだよ。」
「そうなのですか！？良かった……」
私はホッと胸を撫で下ろした
ここ最近本当に失態ばかりでいつ見限られるかわかったものではない
それが果てしなく怖い
気を付けなければ
が、睡眠不足が祟ったのか私はバラム先生の体にもたれかかってしまった
「大丈夫？」
「申し訳ありません……安心したら力が……」
「ふふ、やっぱり寝た方が良いみたいだね。睡眠不足になると学業に多大なる支障をきたすし一旦魔生物室で寝てていいよ。リラックス効果のあるお茶もあるし安眠剤もあるからよければ処方するよ。」
「何から何まで……！バラム先生は本当に頼りになります！」
「っ！そ、そそそう！？う、うれしいなぁ……！」
そう言ってバラム先生は頬を赤く染めた
髪の隙間から見え隠れする瞳は弧を描き喜んでいるのが見てとれた
「それではカルエゴ卿、失礼いたしました。」
「ハドラちゃんの事は僕に任せてよ、そう僕に！あ、ハドラちゃん。僕が抱っこしてあげるから寝てていいよ。」
「え、でも……」
「大丈夫大丈夫落とさないよ安心して。今授業中だし生徒に見られることもないしね。」
「そうですか……ではお言葉に甘えて。」
私はバラム先生に体を預けた
子供の頃は抱っこなんてしてもらえなかったけどこうしてされると少し気恥ずかしい……
でも、とても心地好い
(バラム先生みたいなお兄ちゃんが欲しかったな……)
私はそのまま眠りに落ちた
ーーーーーー
「シチロウの奴……良かろう、今度から職員会議のプリント持っていってやらずに職員室に取りに行かせてやる……！」
「暗黒大帝今日期限悪くない？」
「ござるな。」
「そこ粛に！」
「いつもより倍厳しいぃ！」
(今に見てろシチロウ……！)
カルエゴは陰湿な仕返しを考えていた
ーーーーーー
「ブェックショオォイ！」
「大丈夫か？」
「うぃー……誰か噂してんのかー？ま、いいや。ゲームの続きしよー」
「仕事してくれ」
メフィストは業務ほっぽってゲームしていた
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闇鍋ソース(プロフ) - ミミさん» うほっ！いい女！← (2020年2月27日 19時) (
レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - うおおお鍋さんの阿部さんが見え隠れしてるウゥ（ヤラないか、はっ! (2020年2月27日 19時) (レス) id: 478e853934 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - レナータMRさん» イエス！ヤラナイカが脳内を埋め尽くすであろう！（ズンチャッズンチャズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッヤラナイカ！はっ！） (2020年2月27日 18時) (レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
レナータMR - メイちゃん頭打って性格変わらないといいけどアメリさんみたいになったらそれこそアズ君とカルエゴ先生とバラム先生の理性が…… (2020年2月27日 18時) (レス) id: e662a9d0a8 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - さゆゆ☆さん» へっへっへ( ﾟ∀ﾟ) (2020年2月27日 7時) (レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：闇鍋ソース | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mesemoaLOVE/
作成日時：2019年12月15日 20時
