第百十一魔 ページ20
な、ななな何がどうなっているというんだ！？
何故私はアスモデウスに抱きついていた！？
カルエゴ卿とカフェにいた筈だろう！？
「な、わ、私は、何を！？」
「あ、いつものハドラちゃんだ。」
「バラム先生！」
私はすかさずバラム先生に詰め寄る
「バラム先生、この騒ぎは一体なんですか！？わ、私の記憶のない間に何が！」
「お、おおおちついてよ！というか覚えてないの？」
「恥ずかしながら……」
「あー……そう……」
バラム先生は少し残念がりながら肩をおとした
どうしたというのだろうか
「ここにいたか！」
「カルエゴ卿！」
いつもの教師服に着替えたカルエゴ卿が空からおりてきた
折角二人きりという激レアなシチュエーションだったというのに……
私もバラム先生と同じく肩をおとした
「カルエゴ君。」
「貴様シチロウやってくれたなこの……！」
「君が挑発するからだろう？」
何が何だかわからない私を置き去りに二人は口論をはじめた
「カルエゴ卿？その、私は一体……」
私が聞くとカルエゴ卿は少し肩をびくつかせると目を左右に動かし
「あー……その……たまたま咲いていた魔植物の幻惑に取り付かれてだな、特に何か起こしたわけではないがアスモデウスが止めてくれたと言うわけだ。」
「そうだったのですか。」
チラと吹っ飛ばしてしまったアスモデウスをみる
目を回す彼に私は歩み寄ると肩を持った
「カルエゴ卿、そろそろ我が師団の披露が始まりますのでこれにて。共にまわってくださりありがとうございました！」
私はそう言うとアスモデウスを運びながら去っていった
「すまなかったなアスモデウス……だがまぁ……オトモダチなのだからこれ位の戯れは、許してくれ。」
聞こえてないと分かりつつも私はそう言って笑った
この後披露はつつがなく無事終わり成功をおさめたが事件の事もあり評価の対象外となったが、披露を認められ入間様は
尚、何故か暫くアスモデウスに避けられた
何故？
ーーーーーー
「ねぇ、何でハドラちゃん覚えてないの？明らかに可笑しかったし。」
「カフェの魔ピオカとやらの効果らしい。一時間普段は言えないような事を暴露する効果があり、時間が経過すると全て忘れるらしい。」
「……そういうのは早く言ってよ……！」
「聞かれなかったからな。」
「カルエゴ君のいじわるー！」
「ちょ、ま、痛っ！やめろシチロウ！貴様の拳はかなり痛いんだからな！？」
第百十二魔（バラムside）→←第百十魔（バラム＆アスモデウスside）
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闇鍋ソース(プロフ) - ミミさん» うほっ！いい女！← (2020年2月27日 19時) (
レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - うおおお鍋さんの阿部さんが見え隠れしてるウゥ（ヤラないか、はっ! (2020年2月27日 19時) (レス) id: 478e853934 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - レナータMRさん» イエス！ヤラナイカが脳内を埋め尽くすであろう！（ズンチャッズンチャズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッヤラナイカ！はっ！） (2020年2月27日 18時) (レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
レナータMR - メイちゃん頭打って性格変わらないといいけどアメリさんみたいになったらそれこそアズ君とカルエゴ先生とバラム先生の理性が…… (2020年2月27日 18時) (レス) id: e662a9d0a8 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - さゆゆ☆さん» へっへっへ( ﾟ∀ﾟ) (2020年2月27日 7時) (レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：闇鍋ソース | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mesemoaLOVE/
作成日時：2019年12月15日 20時
