第百八魔（カルエゴ＆バラムside） ページ17
「シチロウ……あの出方は確実に他の奴等が引くぞ。」
「ごめんね、つい。」
人気があまりない路地にシチロウとハドラを連れ込み叱る
流石の俺もかなり驚いた
あれでは不審者だ
因みに今は怪しまれぬよう俺と同じ認識阻害グラスをかけさせている
「でも君もさぁ、散々いい所もってって何なの？何なのねぇ？ハドラちゃんの好感度どんだけ上げれば気がすむわけねぇ、僕の勝ち目なくなるよマジで。」
肩をひっつかんで目を血走らせながら睨んでくるシチロウ
だが俺は動じない
慣れてるからだ
「そもそもこれは仁義なき争奪戦だろ？譲歩してどうする。」
「……まぁ確かにそうだね。僕が甘かったよ。」
シチロウはしばらく考えると肩から手を離し納得した様に頷いた
が、安心したのも束の間
「じゃあもう僕も容赦しないから。」
「は？」
「ハドラちゃん、カルエゴ君じゃなくて僕とまわろう。」
「へっ……？」
シチロウは間髪入れずに翼を広げるとハドラを連れてそのまま飛び去った
「シチロウお前ー！」
「早い者勝ちだよ。」
口元は見えなかったが確実に嘲笑したなあいつ畜生
……ん？
「しまった！魔ピオカの効果について言うの忘れた！」
まずいな……あいつのことだから一度スイッチが入ったら質問攻めしそうだ
そうなればハドラの機密情報がすべてあいつのてにわたってしまう！
「ああクッソ！あいつらどこへ行ったのだ！」
茫然としていたせいでどこへ行ったのかわからない
更にあいつは巨体だが認識阻害グラスをかけている
人混みの中で探すのはかなり困難だぞ！？
「とにかく片っ端から探す他ないか……！」
俺は翼を広げると空に飛び立った
ーーーーーー
「フー……何とか撒いたかなー。」
辺りを見渡しカルエゴ君がいないことを確認するとホッとため息をついた
今まではフェアじゃないからと大人しくしていたがあっちがその気ならこっちだってそれ以上に好感度をあげてやる
「ハドラちゃん、どこいきたい？」
「あれ食べたいなー……」
ハドラちゃんが指差したのは山盛りのたこ焼きの山
どうやら早食いの催し物らしい
「えっ、あの量食べきれるの！？」
「大丈夫らよー、余裕らもん……」
「……ん？」
そこで漸くハドラちゃんの異変に気がついた
呂律が回っていない
それに敬語じゃない
何で？
そうこうしているうちにハドラちゃんは山盛りのたこ焼きの前にたつ
「へいらっしゃい！嬢ちゃんまさかこれに挑むんかい？」
「うん！」
だ、大丈夫なんだろうか
そもそもハドラちゃん大食いだっけ？
イメージわかないけど……
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闇鍋ソース(プロフ) - ミミさん» うほっ！いい女！← (2020年2月27日 19時) (
レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - うおおお鍋さんの阿部さんが見え隠れしてるウゥ（ヤラないか、はっ! (2020年2月27日 19時) (レス) id: 478e853934 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - レナータMRさん» イエス！ヤラナイカが脳内を埋め尽くすであろう！（ズンチャッズンチャズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッヤラナイカ！はっ！） (2020年2月27日 18時) (レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
レナータMR - メイちゃん頭打って性格変わらないといいけどアメリさんみたいになったらそれこそアズ君とカルエゴ先生とバラム先生の理性が…… (2020年2月27日 18時) (レス) id: e662a9d0a8 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - さゆゆ☆さん» へっへっへ( ﾟ∀ﾟ) (2020年2月27日 7時) (レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：闇鍋ソース | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mesemoaLOVE/
作成日時：2019年12月15日 20時
