リーマンtale！

出勤三日目 ページ8

「はわぁぁぁ…」

見上げるだけで首がいたくなってしまうほど高い高層ビル
今、私はUWC本社の前にいる
人材はモンスターしかいないことで有名だ
謎だ
まさか頭をぶつけたらこんな大手企業に雇ってもらえるなんて
夢の途中なのだろうか

「さ、おいで。君が配属する課を案内しよう。社内の大雑把な作りはまた別の人に任せるから。」

「り、了解です！」

「ははは！そんなに畏まらなくても大丈夫さ。ここの社員は皆優しいから。」

「はい…」

どんな人たちだろうか
こんな優しげな人が社長なのだからきっとアットホームだろう
…私はそのうたい文句に騙されたんだけどね
中は広く、とてもきれいだった
キョロキョロ見渡してみると私は衝撃的な光景を見てしまった

「愚兄！さっさとせんか！取引に間に合わなくなったらどうする！」

「ﾍﾍ…まぉそうあせるなよボスグエッ…」

「5分前行動！」

「ぼ、ボス！首！首つられてるからボスゥ！？」

何やら首根っこを引きずる形で外に出向くスケルトンがいた

「あ、ああああれは大丈夫なんですか！？」

「あぁ、彼等はいつもあんな感じなんだ。気にしないで、あれが彼らの兄弟愛なんだ。」

(なんつー歪んだ兄弟愛！てか兄弟なのか！？)

片方は慎重高いしもう片方はちっちゃいし
うん
わけわからん

「いくよユリアナちゃん！」

「は、はい！」

もう遠くにいたアスゴアさんの背中を追いかけながら、私は新しく配属されることになった部署に向かった

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拝啓お母様

私は前いた超超ブラック会社をやめ、新しく超大企業に勤めることになりました

が、しかし

「はい、彼女が新入社員のユリアナ・ナベリアンちゃんです！仲良くしてね！」

「「へーい…」」

(明らかに皆さん目が充血なさってるんですかぁぁぁ！？)

早くもブラック会社の可能性が浮上しています

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(経理会計はマネーのほか、sfvのロイヤルガード犬が勤めています)

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