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無気力Prince ページ9

俺は絢瀬先輩の事が正直あまり好きじゃない。









だから神崎先輩が心配で水道の近くで話を聞いた









正直、驚いていた。









神崎先輩がそんな風に裏を持ってるなんて









別に軽蔑とかそういうのはしない。









逆に、高揚感が溢れ返った。









ああ、俺だけしか知らないんだって。









薄々だけど勘づいていた。









神崎先輩が普通じゃないこと









でも俺は知らないふりをしていた。









でも、やっぱりこれは快感だ。









先輩の一面を知れて、すごく。









絢瀬の裏を知った時は、寧ろ軽蔑した。









なのに何でなんだろう。









先輩に俺を求めて欲しくて堪らない。









「 立ち聞きなんて趣味が悪いね、○○○くん」









え、バレてた?じゃあ、どうして。









俺に裏を聞かせたんだろう。









「 だって国見、いや英くんって、









秘密の関係。だぁいすきでしょ?」









耳元で囁かれる甘く痺れるようなその声。









誘うように唇をすっと舐める舌。









ああ、ゾクゾクする。









全身がゾクゾクしすぎて堪らない。









神崎先輩、じゃなくてA先輩。









どんっだけ最高なんですか。

Queenは嘲笑う→←Queenは王子を捕まえる



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涙月(プロフ) - 霧雨さん» 有難う御座います!これからも更新頑張りますので応援して下されば嬉しいです (2019年2月26日 21時) (レス) id: 3547e91c28 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨(プロフ) - 初コメ失礼します!作品凄く面白かったです!更新待ってます!応援してます! (2019年2月22日 13時) (レス) id: ad5e0a46a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:涙月 | 作成日時:2019年1月31日 0時

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