男装する系少女は七つの大罪副団長で大罪人になったそうです (ページ32)

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30話ページ32

エリザベス「私がこの身に代えても守ってみせます！」
「なんて民思いの王女様...でもその言葉どこまで本物かしら～？」
『っ！』
俺は咄嗟にエリザベスを庇うように前に立った
『誰だてめぇ』
聖騎士とおぼしきそいつはムチをヒュルルヒュルルと回した途端虫が何処と無く現れたそして...
「虫怖いよー！」
『おい餓鬼！下手に動くな！』
聖騎士「ギャァギャァうるさいガキね死ね」
『くっ！』
餓鬼が虫に包囲されて怪我するのが目に見えていた俺は餓鬼を庇うように虫の中に飛び込んだ

エリザベス「レオン様！」

エリザベスが...聖騎士が何か言ってるけど聞こえない...
虫が俺の体を容赦なく傷つけていくと途端に虫がいなくなった
『エリ...ザベス...？』
エリザベス「どこも怪我はない？」
ガキの心配かよ...
子供「フム...こんな子供すら身を呈して守るとは殊勝な心がけよ...だが現実は残酷じゃ...」
餓鬼がそういった途端餓鬼が鎧を着た聖騎士に変わった...
『真逆...2人がおかしくなったのは...』
エリザベス「あなたが？2人を元に戻して！」
『エリザベス離れろ！』
聖騎士「ファッファッ」
ガシッドカッ
『かはっ！』
俺はエリザベスを庇い攻撃を受けた

『ゲホッゲホッ』
エリザベス「レオン様...2人を元に...戻しなさい...」
『ｸｿｯ...ぐっ！』
エリザベス「レオン様！」
俺は又もエリザベスを庇い攻撃を受けた

聖騎士「―――奴らにかけた催眠暗示の正体は―――」
『ﾌﾟｯ...こいつ...だろ...』(ﾆﾔｧ
聖騎士「こ、この小僧！端から錫杖の鈴を狙ってぇ！良くもやってくれたなぁ！」
聖騎士が俺を殴ろうとしてるが
ダメだ...動けねぇ...死んだな...

俺は目を瞑った

パシッ

メリオダス「よくもやってくれたな！」
『メリオ...ダス...よかっ...術...解けた...』(ﾆｺｯ
メリオダス「エリザベスとホークをよく守ってくれたなエリザベスもお前の“覚悟”しっかり受け止めたぜ」

聖騎士「先手必勝！」
と聖騎士がメリオダスを殴り頭を掴み

聖騎士「くだらん王国もこんな小童に神経質になりおって」