12話 ページ13
焦凍side
「「「個性把握テストォ！？」」」
ほらな。心の声は嘘つかねぇ
上鳴「まじで個性把握テストかよ...」
切島「はは...轟すげ...」
？「入学式は！？ガイダンスは！？」
相澤「ヒーローになるならそんな悠長な行事に出る時間ないよ」
なんだ？あのおかっぱ頭の女子
名前がわからねぇ
しかし、相澤先生はすごくはっきり言う人なんだな...覚えておくか←
相澤「雄英は“自由”な校風が売り文句
そしてそれは“先生側”もまた然り
ソフトボール投げ
立ち幅跳び
50m走
持久走
握力
反復横跳び
上体起こし
長座体前屈
中学からやってるだろ？
“個性”禁止体力テスト
国は未だ画一的な記録を取って平均を作り続けている。合理的じゃない」
相澤先生はまだ続ける
相澤「爆豪、中学の時のソフトボール投げ何mだった？」
爆豪「67m」
...あれが爆豪か。クラスメイトの顔と名前だから覚えておこう←
相澤「じゃあ“個性”使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい。早よ。思いっきりな」
爆豪「んじゃまぁ...死ねぇ！！！」
...？さすがに死ねは言い過ぎじゃないのか？
そもそも...
焦凍「何に対しての死ねなんだ？」
上鳴「何に対してなんだろうな...」
相澤「まず自分の『最大限』を知る
それがヒーローの素地を形成する合理的手段」
？「何これ！？面白そう！！」
？「705mってまじかよ...！」
？「“個性”思いっきり使えるんだ！さすがヒーロー科！！」
...そんなことをみんなが言ってると相澤先生が怒りそうだ
あ、ほら...
相澤「面白そう...か...
ヒーローになるための3年間をそんな腹づもりで過ごすつもりかい？
よし、トータル成績最下位のものは見込み無しと判断し、除籍処分としよう」
...なら俺は大丈夫だな
全て全力を尽くし、父上の顔に泥を塗らぬように1位をとるんだからな
これは既に決定事項だから俺には関係ない
相澤「生徒の如何は
ようこそ。これが雄英高校ヒーロー科だ...！！」
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作者名：低体温@35度代キープ | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年9月21日 2時
