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3-2 ページ9

有岡 大貴side
 


山田から話がしたいと言われて部屋に呼んだらあの三人から何も教えられない、ということを相談された



おそらく、マリスとしての記憶を復活させないためだと思うんだけど…三人とも上手くいかないんだな



まぁ、ほっぺ膨らませている山田も可愛いんだけど



山田「大ちゃんも本当に俺の一番の親友なの?



あの三人が俺の記憶がないことをいいことに勝手に言ってるわけじゃないの?」



有岡「もちろん、記憶を失う前の山田とバチバチに戦ったこともあるぞ」



事実だからな、これ



山田は驚いて目を見開く



有岡「俺の予想なんだけどさ…あの三人は記憶を失う前の山田のこと、確かに知ってるし隠してる。



だけど、その理由は山田にとって辛い記憶が多いからなんだ」



キラキラ(希望)に囚われるだけの人生なんて、面白くないもんな



山田「大ちゃんはさ、記憶のない俺はどんな奴だとか話せる?」



有岡「え〜、好きなものをとことん突き詰めてた。



そしてそれを一度全部失った」



知念たちが裏切ってそれに絶望して、一度は世界を闇で覆うとした



有岡「だけど…心の優しい人物だよ」

3-3→←第3話 優しさの理由



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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2023年5月25日 22時

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