闇夜に輝く希望〜ほのぼの日常〜 (ページ4)

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第2話　変わらねぇなページ4

伊野尾慧side
　

来い来い…

伊野尾「…っし」

岡本「こちらの方に、全てのチップが、渡ります」

圭人が小さく微笑みながらチップを渡してくれる

今日は運がいい

もう1ゲームしようかな…ここであきらめたらギャンブラー失格だもんな

伊野尾「もう一回」

中島「いのちゃん」

圭人にチップを渡そうとすると後ろから手を押さえられた

そこにはいないはずの裕翔がニコニコしながらいた

さらにその背後には黒服…まさか

裕翔は耳元に来て

中島「妖都家からの呼び出し、ついて来てくれる？」

と囁いた

…運、無

縁切ったはずなのにさ

中島「伊野尾慧という人物に会いたいと旦那様がおっしゃっていたので。

一緒に来てくださいますか？」

伊野尾慧に…？

中島「ご同行、願えますか？」

…拒否権なんてない

他の人たちの視線が刺さる

はぁ、仕方ない

俺はチップを課金して裕翔についてくことにした