マルコに惚れた男勝り少女とエースぞっこんラブなその友達の元に本人たちが逆トリしちゃいました【ワンピース】【逆トリップ】 (ページ17)

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【番外編】花音「まず俺とマルコの話だ」マルコ「何やってんだよい？」花音「台所今男子禁制だわバカ！！」 Σ(･ω･´ ) ページ17

マルコサイド
俺は今台所の出入口をウロウロしてるよい
え？
なんでそんな事してんのかって？
それはだねい

～１時間前～

花音「おーいマルコォ～」
マルコ「なんだよい？花音」
あれは普通にいつも通りだったと思うよい
花音「今から台所入ってくんなよ～」
マルコ「？なんでだよい？」
いつもだったら
花音『今から料理すっけど邪魔はすんなよー』
とかのハズ
マルコ「どーしてもダメなのかよい？」
花音「そんな上目遣いで見上げてきてもダーメなの」

～現在～

んじゃ、そう言ってあれからずっと台所から出てこない。
何を作ってんだよい？
しかもこっちは今お預け喰らったままだから退屈で仕方がない。
マルコ「・・・かーのーんー、暇だよーい」
花音「んー、まだ待っといて～」
・・・構ってくんねえよい(´･_･`)

～更に30分後～
俺は花音の部屋で本を読んでいたら、
花音「出来た～～～～～！！」
マルコ「！！！？？？」
急に静寂が破られて、部屋に入ってきた花音は、俺の前まで歩み寄ってドカリと座った。
・・・いや、女の座る座り方かよい？
花音「マルコ、ハッピーバレンタインデー！！」
そう言って俺の目の前に突き出してきたのはピンクの袋で可愛くラッピングされたお菓子が入ってるであろう袋。
花音「マルコに食べてほしくってさ！うち頑張った！！」
ふふーん！とドヤ顔をしている花音を見て、やっと理解することができた。
マルコ「そうか、今日バレンタインか」
花音「おう！また、忘れてたなー！」
笑いながら言われるけど俺は渡された袋の止めていたものを外して取り出した。
可愛らしい大きさのブラウニーがそこには入っていて、一口口に運んでみた。
マルコ「？コーヒーの味もするよい？」
花音「だってマルコさ、甘いの苦手じゃん？いやー、難しかったわ。粉末のコーヒー更に細かくしてこしてさ。結構大変だったんだぜ？あんたの味覚に合わせるの」
こいつ、俺に合うようにそんな事してたのかい
ふっと笑みがこぼれてその愛おしい口にキスを１つ落としてやった。
マルコ「ありがとうよい、花音」
パチパチさせてから、ニッカリ笑って花音は
花音「おう！あったりめえだ！！」

ーーほろ苦くて甘い思い出に残るバレンタインになった2人であった。