無個性だった彼の双子の妹【ヒロアカ】【文豪ストレイドッグス】

8話 ページ10

勝「んで、どうしたんだよ」

部屋に入ってすぐ神妙な面持ちで話しかけてきた
別に重大な話をする訳では無いのだけど

貴「別に勝己に聞くことでもないのだろうけど」

勝「あ？はよ言えや！」

貴「いや、個性使っちゃダメかな〜？ って」

勝己が悩み出した、本当にいい幼馴染を持ったな私

勝「いいんじゃねぇの、そんなに酷く暴走しなきゃ俺が止めてやるよ」

私の個性は人一倍強い。だけどそのぶん扱いにくい
威力を間違えたり使いすぎると暴走してしまう

貴「心強いね」

勝「つか、急にどうしたんだよ今迄そんなこと言ってなかったろ」

貴「学校でバカにされて、何かね何のために無個性のフリなんかしてるんだろって思って」

勝「は？バカにされたのか!」

しまった


言うつもりのなかったことが口から出てきた

貴「あっ......えーと うん」

ここで否定したら、それこそ勝己の機嫌を損ねかねないな

勝「誰にだ!?」

貴「あーんと、別に気にしてないからさ ね？大丈夫だから」

勝「ﾁｯ！お前が良いならいいけどよ、いつも言ってっけどよ辛くなったら頼れよ」

貴「うん、ありがと勝己」




貴「ねぇ、勝己は大丈夫？」

勝「何がだよ」

貴「さっきのヘドロ......」

勝「うるせぇ、お前と一緒にヒーローに何のは俺だけだわ！ついでにお前を守んのも俺だかんな！」

そういう心配ではないんだよ？勝己
まぁいいか

貴「じゃあ私は勝己を守るね？」

勝「ハッ！勝手にしやがれ」









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大好き、今はそれしか言葉が出ないの

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