無個性だった彼の双子の妹【ヒロアカ】【文豪ストレイドッグス】

6話 ページ8

もう.........無理、意識が...飛ぶ
そう思った時だった
ｷﾞｭ
勝己が手を握ってきた。
自分だって少しは怖いはずなのに
本当に、貴方はどこまで行ってもヒーローだね




出「ｼｪｲ！」

兄さん？どうして、

勝「なんでてめぇが!?」

出「分かんない！分かんないけど君が助けを求める顔をしてたから！」

!!兄さん....




「--------！------------！」




オール「ヒーローはいつだって命懸け！」

SMASH！

手を掴まれてすぐオールマイトがヴィランを倒した
そして私達は近くのヒーローに保護された

「凄いタフネスだ。将来は是非うちの事務所に」




「君、大丈夫だったかい？」



「君が危険を犯す必要はなかったんだ！」

賞賛の声と否定の声
こういうのを見ると思う。



黒いなぁって

兄さんは嫌い







でも、善人ぶって叱責してるヒーローも嫌い

だって助けてくれなかった

貴「お言葉ですが、ならば誰が危険を冒してまで助けてくれていたのでしょう？」

「は？何が言いたいんだい？君は」

貴「いえ、貴方がたに彼を叱る資格はないのではと思いまして...」

「なんだと！」


勝「A辞めろ、そんぐらいにしとけ」






貴「うん、 ヒーローの皆さん次からはちゃんと助けてくださいね？では」

「分かっている！それが我々の仕事なのだぞ！バカにしているのか、君は！」

見殺しに仕掛けた癖によく言うね
言わないけど心で悪態をつく


私は何も答えず勝己に手を引かれるまま帰路を辿った

勝「A」

貴「何？勝己」

勝「俺はあのデクに助けられちまったのか？」

貴「え、助けたのはオールマイトだと思うけど..」

うーん、この感じはヤバいかな？

勝「.........」

貴「勝己..？」

勝「A、先に家に帰って俺の部屋にいろ」

貴「分かった、じゃあ先に行くね」









頑張れ、勝己

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