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「A、ちょっといいか」
ある日の放課後、授業が全て終わり勝己たちと
帰ろうとしていたときに相澤に名前を呼ばれ振り返る
「ちょっと来てほしい。話がある」
相澤のその真剣な言い方に
あ、佐伯のことだな。なんて思いながら
勝己たちに先に帰るよう促して相澤の元に向かう
『あ、そういえばこの前はおつかれ。
なんかダッサい名前のヤクザみたいなよくわからんやつ。
緑谷たち大活躍だったみたいだね』
「あぁ…まぁな。あいつらは大丈夫そうか？」
『緑谷のインターン先の人が亡くなったんだっけ。
帰ってきたときはなんかあれだったけど
何日か経ったしもう大丈夫そうだよ』
「そうか。ならいい」
やっぱ相澤ちゃんと教師やってんだな。
人は見た目で判断しちゃいけないって相澤みたいなやつのこと言うんだねきっと。
そんな会話をしつつ着いた場所は校長室。
わたし生徒のなかで1番校長室来てる気がするんだけど。
こんな校長室来る生徒いる？いないよね？
てかいたらただの問題児だと思うんだけど。
「やぁ！来てくれてありがとうAさん」
『どーも。仮免試験前日ぶりだね校長。今日も毛並みが綺麗だ』
「ありがとう！毎日ちゃんとケアしてるからね！
ささ！そこに座ってくれたまえ！」
その言葉に相澤と2人で席に座る。
校長の隣にはオールマイトがいるけどなにこのメンツ。
校長と相澤とわたしはあるけど
そこにオールマイトがいるって初じゃない？どしたの？
「今日は佐伯について話したくてね。
色々信頼できてなおかつ優秀なヒーローに声をかけたんだ。
それで君たちにもそれを伝えておきたくてね」
「じゃあ協力してくれるヒーローが決まったってことですか」
「うん。主要メンバーは決まったよ。
ただ僕たちは佐伯の内部事情がわからない。
だからそこはAさんに教えてもらって、
人数が足りないと思ったらヒーローを増やそうと思ってるのさ」
「ちなみに今現時点で決まってるのは…？」
「エンデヴァー、ホークス、エッジショット、シンリンカムイ。
雄英からは相澤くんとセメントス、スナイプ。
あとはグラントリノにも私からお願いした。
A少女。このメンバーを見てどう思う？」
『どう思うも何もわかるのなんて雄英陣ぐらいだし。
相澤は？このヒーロー達って信用できんの？
てかまずこいつら強い？』
やっと潰せるんだからさ、
やるなら最高なメンツでやらないと…ね？
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作者名：みけ | 作成日時：2021年10月3日 14時
