星空の下で【爆豪勝己】 (ページ3)

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イレイザーヘッド…
長いからイレイザーでいっか

てか消しゴム頭とかウケる

『で、あんたは何しにきたの？』

相変わらず鋭い目はわたしを睨んだまま

けど残念。わたしそんなの全然怖くない

「おまえを助けに来た」

おまえを助けに来た
おまえをたすけにきた
オマエヲタスケニキタ…

『はあ！？頼んでないけど！！？？』

「うるせぇ黙れ」

え、なにこいつ絶対ヒーローじゃないよね？
こんな暴君がヒーローなわけないよね？

そんなこと考えてるのがわかったのか
布をぐいぐい手繰り寄せてる

ねえまって引っ張らないで。
布を手繰り寄せる＝わたしも手繰り寄せられてる
つまりこうなるわけで

足もつれちゃう転んじゃう

そしてイレイザーの目の前にたどり着くと
ヒーロー免許を見せられた

…さすがヒーロー飽和社会
こんな物騒な人間でもヒーローやってるんすね

なんて言ったら布をさらに強く絞められた

…まじこいつほんとにヒーローかよ

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