星空の下で【爆豪勝己】 (ページ19)

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次の日わたしは着信音で目が覚めた

誰だよこんにゃろーまだ眠いんだぞわたし

ふと画面を見るとそこには相澤という文字

いいや、無視しよ

そう思い二度寝しようとするも、
相澤がそれを許してくれない

『なに！？朝からうっさいんだけど何か用！？』

「朝って何時だと思ってんだコラ

今から30分後、動きやすい格好して寮の前に来い」

それだけ言って切られた電話。
いやなんでだよ！！

とりあえず準備はするかー
遅れたら相澤めんどくさそうだし

着替えて顔洗って歯磨いて
化粧水やらなんやらのスキンケアをする

今までなんもしてないって言ったら
ミッドナイトがあれやこれや買ってきて
1から説明された。うるさかったわ

けどあまりにも熱弁してたから
やってあげようと思う。めんどくさいけど

最後に髪を軽くとかして
ふとスマホを見るとすでに30分経っていた

すでに遅れてるとわかると
もうどうでもよくなってくる

とりあえずスマホだけ持っていけばなんとかなるか

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寮から出ようとすると外から笑い声が聞こえてくる

めちゃくちゃいっぱい人いるし。
え、誰だよあんたら

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寮から出て相澤のとこへ行く

「おいA。遅刻だぞ。5分オーバー」

『いや寝起きにあんなこと言われても無理だっつーの

あ、相澤あのベッド寝心地最高。永眠できそう。
改めてありがとうね。マイクにもお礼言わなきゃなー』

「おう言っておけ」

そう言って相澤は頭を撫でる

こいつさ、絶対猫好きだと思うんだよ。
そんで絶対わたしのこと猫だと思ってるよ

相澤と会話してると多くの視線が
こちらに向いている

『つーかあんたら誰？』

「「「いやおまえが誰だよ」」」

「A。こいつらは俺の生徒だ。

そんでもって今日からおまえのクラスメイト。

自己紹介しとけ」

『ふぅん…相澤A。よろしく

ついこの前相澤に保護されたから名字が相澤なだけ

名字じゃなくて名前で呼んでほしい

相澤とか呼ばれたくない。むり寒気する』

横から鋭い視線が飛んでくるが無視

『こいつのクラスだなんて、あんたらも大変だねおつかれ

まあぼちぼち仲良くしてよ

そんで？動きやすい格好にさせて
相澤はわたしになにさせようとしてんの？』

「今からおまえの実力テストをやるから

とりあえずそのまま校長室行ってこい」

…だから動きやすい格好ね。

どんなテストなのかなー楽しみ楽しみ

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