絶え間なく過去に押し戻されて。 ページ17
※短いです!
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私の所為でお姉ちゃんが死んだ。
私が変わらなかったからお姉ちゃんは死んだ
私の所為で………
「………」
葬式の日、私以外の誰も来なかった。
ポートマフィアの幹部の皆さんも。
親はとっくの昔に他界している。
「……ポート、マフィア」
もう、疲れてしまった。
「辞める事は容易では無い。」
けど、私は………
「ポートマフィアを辞める」
お姉ちゃんを死に追い込んだ人達なんて…
「大嫌いだ。」
私が辞めたのは、太宰さんが辞める少し前だった。
私が辞めた後、太宰さんがポートマフィアを辞め、
私を闇の世界から探偵社に引き寄せてくれた。
こんな私でも、人の助けになるんだって。
そう思えた。
ただ、一つ心に残る言葉は………
ー凡人のAには負けないよ★ー
こんな嫌味なお姉ちゃんの言葉だった。
エリスちゃんともっと遊びたかった。
太宰さん達ともっと話したかった。
皆んなともっと仲良くなりたかった。
お姉ちゃんともっと居たかった。
探偵社に入りたての頃はそんな言葉が渦巻いてた。
でも、太宰さんに、
『死人はもう戻って来ないんだ。』
そんな言葉を云われた。
確かにそうだ。
死んだ人はもうこの世界には戻って来ない。
当たり前の事を私は忘れて居た。
(過去編終)
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雪華 - 貴方の友達yさん» ここへどうぞ! (2018年6月4日 20時) (レス) id: 67a8650f19 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/1 (2018年6月4日 20時) (レス) id: 67a8650f19 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 貴方の友達yさん» え?!ごめん!それ、うちのクラスの清書係が持ってる……と云うか、お話用のホムペ作るから、来て! (2018年6月4日 20時) (レス) id: 67a8650f19 (このIDを非表示/違反報告)
貴方の友達y - 新聞の清書の紙見せてー!(無くしたので) (2018年6月4日 19時) (レス) id: 3028e9bcb7 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - ありがとう!他の方の更新も頑張るね! (2018年5月17日 22時) (レス) id: dd74f2815f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青空ピース | 作成日時:2018年1月3日 10時