行こう逝こう ページ12
貴「・・・・ん」
目の前が眩しくて目が覚めた
・・ああ、そうか。昨日・・
貴「・・ﾊｱ)・・だーるーいー」
固い床に寝ていたせいか、体が痛い
まあ、その他にも原因はたくさんあるのだけれど・・
・
貴「・・ｺﾞﾛﾝ)」
チクッ
・・・・？
貴「・・・ﾓｿﾞ)」
チクチクッ
・・・・！？
寝返りをうったとたん、腹に何かがささる感触があった
・・え、え、・・？
貴「・・ﾁﾗ)」
・
下を向いて見ると・・
竹谷「ｽｰｽｰ)」
貴「ぎゃああアぁ嗚呼ぁぁああアｱｱｱｱああｱ嗚呼ぁぁ嗚呼ぁ嗚呼あああああ！？」
いっっっっちばん会いたくない奴が僕の腰にしがみついて寝ていた
竹谷「ん・・ﾓｿﾞ)」
チクッ
原因はこいつの髪の毛か！！？
貴「な、なんで竹谷がここにいるんだよ！？」
本能的に離れたいせいか、僕はとりあえず竹谷の頭をおしのけようとした
・・・が、僕の力では無理だった←(デスヨネー)
・
竹谷「・・・・ぁ・・・A・・・」
っのやろ・・
貴「離れろっ・・バカッ！！」
どーせどーせ、そうやって優しくしといて、油断したときボコるつもりだろ！？
三年も前にされた手だからって、忘れたりなんかしてねーよ！！
貴「っ・・このやろ・・」
竹谷「・・・・」
僕が全力で押しているにもかかわらず、奴はこっちをジーっと見つめてくる
・・・なんだよ
・
竹谷「ｶﾞﾊﾞｯ)」
貴「うわっ」
いきなり手を跳ね除けられる
・・・と同時に上から覆いかぶさられた
貴「・・・・ﾊｰ)・・ﾊｰ)・・」
今までの仕打ちから考えてみても、これからされることはたまったもんじゃない・・ということは分かった
竹谷「・・・なぁ・・」
瞳孔の開いた目で問われる
竹谷「・・・俺のこと・・・嫌い？」
貴「・・・・は？・・・」
・・荒っぽい竹谷のことだからいきなり殴り掛かってくるかと思ったが、その口から出てきた言葉は予想をはるかにこえていた
竹谷「なぁ・・どうなんだよ」
首筋に顔をうめながら、竹谷は小さな声でたずねてくる
貴「・・(痛い)・・」
上に圧し掛かられ、背中を抱きしめられ、さらに髪の毛がチクチクとささる
・・・タカ丸さんの気持ちがわかるや
・
貴「キライ」
もちろん僕の答えは五年前から決まっている
こいつとだけは出会いたくなかった・・
竹谷「・・・・・ぇ」
ポタッ
ポタタッ
・・・は？
僕の頬に、突然、雫が・・落ちてきた
【番外編】答えは「鬼畜」（ってゆーか最後の一部分が書きたかっただけの章）→←放してちょうだい離してちょうだい
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りー - 面白いです狂愛が好きなので更新頑張ってください次のお話も楽しみにしてます。 (2020年5月19日 17時) (
レス) id: 6afa837dbf (このIDを非表示/違反報告)
葵 - なんかこっちがいじめられてる気がする。 (2020年3月10日 11時) (レス) id: 6a4116cfed (このIDを非表示/違反報告)
喜八郎Love - 雷蔵こええww (2017年8月30日 14時) (レス) id: fdd786d715 (このIDを非表示/違反報告)
Glc6NWaEBCbEwku(プロフ) - すごい、おもしろいです。更新頑張って下さい！ (2017年1月14日 19時) (レス) id: e3f39520a4 (このIDを非表示/違反報告)
かり(プロフ) - 小説面白いです。五年生も狂愛も大好きなので、続きを楽しみに待ってます！更新、頑張ってください！！ (2016年8月18日 16時) (レス) id: e457974f44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：次屋三乃 | 作成日時：2012年7月13日 17時
