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慧side
涼「しょ、しょうがないよね！まだ俺たちは付き合って2週間とちょっとぐらいだし！まだ高校生だし？ね？！？」
山田、俺はもう高校生じゃないんだよ。
慧「山田、おまえはまだ、大丈夫だ。」
涼「い、伊野ちゃん…っ！」
慧「おまえならきっと、すぐに裕翔に襲われるさ。」
無防備だから。
なーんて余計なことは言わないでおく。
裕翔に怒られそう。
でも、山田なんて保健室で寝てるだけで裕翔にがっつかれそうじゃない？
いやでも、大ちゃんという山田に超過保護な強烈ガードが入るな。どんまい裕翔。
涼「そ、そうかな！？」
大「山田、おまえはまだ早い。俺が襲わせない。おまえはあと5年後まで、そういう行為は無し！！」
涼「はぁ！？なにそれ！」
ああ、話が逸れ始めてる……。
はぁ、と一つ溜め息をついたら、隣の光がポンッと俺の肩に手を置いた。
光「大丈夫だ、伊野尾。そんな心配すんな。こんな俺たちだって、最初はそれをするタイミングなんて分からなかったし、お互い男となんて初めてだし。それが普通だよ？」
知「きっと、ゆーや先生は、伊野ちゃんのこと大切にしたいんだよ。僕も圭人に言われたよ？大切にしたいんだって。」
大切に……したい？
じゃあ俺……大切にされてんの？
大「そうだよ、伊野ちゃん。高木、あんなルックスだけど、そういうの大切にする奴だし。それは伊野ちゃんが一番よく分かってるでしょ？」
慧「うん……っ」
大「不安なんだよな。よしよし、大丈夫。高木はお前のこと大好きだから。そんな心配すんな！」
慧「だいちゃあぁぁぁあ！！！」
なんていい親友たちを持ったんだ。
しみじみとそう感じた。
高木は、俺のことを好きでいてくれてる。
それは、ちゃんと、すごく伝わってる。
大切に……してくれてんの？
ありがとう。そういう優しいとこ、大好き。
慧「あー、高木に会いたくなってきた。」
大「おう、行ってきな！！」
慧「本当にありがとな。光も、知念も、山田も。」
いいってことよー！と光に背中を思いっきり叩かれた。痛い。
いつか、その日が来るよね。
大丈夫、俺たちのリズムで歩いていこう。
慧「高木、好き。」
高「なに、どうしたの？」
慧「別に〜？」
高「ふふ、俺も好き。」
焦らないで、いこう。
誰もいなくなった廊下。
ふたり寄り添って。
俺は、小さく高木の頬にキスをした。
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泣かせて見せよう - 早く続きみたいです！けとちねもっとみたいです！ (2018年12月1日 23時) (
レス) id: fe12f049fc (このIDを非表示/違反報告)
夕焼け - 続き早く読みたいです！ (2017年5月1日 17時) (レス) id: d6828c72d6 (このIDを非表示/違反報告)
りょうぱち(プロフ) - やぶひかＬｏｖｅさん» コメントありがとうございます♪他のペアもどんどん書いていきます！！ (2016年12月24日 0時) (レス) id: 06fe3de9b1 (このIDを非表示/違反報告)
やぶひかＬｏｖｅ - ゆとやまの出会い！…素敵ですね。あぁ、素敵ですね。笑 他のカップルの過去も知りたいです！続きが気になります！ (2016年11月26日 8時) (レス) id: c5bd122c69 (このIDを非表示/違反報告)
りょうぱち(プロフ) - やぶひかＬｏｖｅさん» ありがとうございます！！！やぶひか大好きです、はい！(笑)続き頑張ります♪ (2016年11月5日 22時) (レス) id: c2f6555a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りょうぱち | 作成日時：2016年10月18日 19時
