ありおか恋愛相談所３

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光side


薮との時間が欲しくて。


今日だけは、ツンツンしないように心がけたけど……大丈夫だったかな？笑



薮も楽しそうにしてくれてよかった。


薮「そんなに俺と2人きりになりたいんなら、やっぱりホテルにいk……ぶふぉっっ」


バカいうな、アホ。

俺はもう1度、薮のお腹に1発グーパンチ。


さっきと同じように痛そうにお腹をさする薮。



光「わざわざホテルに行ってまでやるほど、お前溜まってねぇだろ。」

薮「お陰様で、毎晩のように発散させてもらってますからねっ♪」


ほんとバカ。ついていけねぇよ。


すきだけど……。




薮「光？」

光「ん？」



ぼーっと大きな水槽の魚達を見て、あいつら裕翔と山田みてぇにくっついてるな〜とか、あののんびり泳いでるヤツ、伊野尾みてぇだなぁとか考えていたら、薮から声をかけられた。



薮「ほら、手。」



自然と差し出された手に、少し戸惑う。


繋ごうと……？



薮「ほーら、何してんの？繋がなくていいの？」


薮のことだから、こっちの方が"2人っきり"を味わえると思ったのかな。


ほんと、どんだけカッコイイんだよ。





薮「そろそろ帰るか〜」

光「今日は薮の食べたいもの作ってやるよ。」

薮「おお〜いいね！じゃあ、光食べたい！」

光「黙れ、バカッ」





そんなこんなでいろいろあるけど。
俺たちは今日もいつも通りで。


たまには2人っきりで水族館もいいもんだね。



薮「また来ような。」

光「うんっ！」



俺も、薮とならどこに行っても楽しいから。

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