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圭人side
どうやって知念と二人きりになろうか考えを巡らせていた時、丁度いいタイミングで山ちゃんと裕翔がいなくなってしまった。
「2人で花火を見よう。」
知念からの思わぬ提案に、嬉しくなった。
すると、いきなり知念の知り合いに声をかけられた。
俺もよく見たことがある奴で、知念と話しているところをしょっちゅう見かけるんだ。
2人きりなんだから、邪魔しないで欲しい。
浴衣姿の知念が可愛いのは分かるけど、そんなにベタベタ触らないで。
そうして俺にしては珍しく、イライラしていると、
「知念くん、俺らと一緒にまわらない？」
「花火、一緒に見ようよ！」
知り合い2人がそう、知念に言うもんだから、
俺もうホント……
それから、口が勝手に動いて気付いたら知念の腕を強引につかんで花火がよく見えそうな川辺に来ていた。
はっ！と気付いて、足を止めて、俺に引っ張られるまま歩いていた知念の方を振り返った。
圭「ごめん！腕、痛かったよね。」
侑「ううん、大丈夫。」
ちょっとだけ、知念の頬が赤いのは何故だろう。
気になったけど、聞くのをやめた。
間もなく花火が始まるというアナウンスが入る。
圭「楽しみだね！花火。」
侑「うん、ホントだね。」
何故かお互い、ぎこちない会話しかできなくて、何だかソワソワする。
いつ、気持ちを伝えよう。
今まで何回も告白してるんだから、慣れてるはずなのに、やっぱり緊張してしまう。
圭「あ、あの……知念、俺…」
侑「あっ！！きたよ！」
告白しようと、隣に並んでたっている知念の方を見ると、空を見上げて目を輝かせていた。
俺もつられて空を見上げると、
ヒュ〜ドンっ！！！
盛大に、赤、緑、黄色、青色の大きな花火が上がっていた。
すごい……。
やっぱりこの川辺はよく花火が見える。
なのに、あんまり人がいない。
ここなら、今なら、言える。
圭「知念」
子供のような、キラキラした目で花火を見つめる可愛い君の名前を呼ぶ。
すぐにこちらを向いてくれて、どうしたの？と目で訴えられる。
大丈夫。大丈夫。
いつもみたいに、伝えるんだ。
本気だから。
圭「好きだよ。」
目を見て、しっかりと。
今度は、知念の気持ちを聞かせてくれるかな。
もし、いい答えじゃなくても、返事をくれるだけで嬉しいから。
だから、どうか……。
俺の気持ちを受け取ってください。
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りょうぱち(プロフ) - uuuさん» ありがとうございます！！もうやぶひか大好きです(ﾉ*´з｀)ﾉ私も書いててきゃー(*ﾉдﾉ)ってなりました(笑)これからも頑張ります♪ (2016年6月5日 5時) (
レス) id: 37b530e55a (このIDを非表示/違反報告)
uuu(プロフ) - やぶひか（はぁと）安定の萌えです！もうキュンキュンしまくりです！たまらないです！！( ´艸｀)ラストの大ちゃんが見えなかった薮さん愛しい(≧∀≦)色んな萌えが詰まってて大好きな作品です！！これからも楽しみにしております♪o(^-^)o (2016年6月5日 0時) (レス) id: 56a0bbe7d8 (このIDを非表示/違反報告)
りょうぱち(プロフ) - uuuさん» ありがとうございます(*^^*)ゆとやまのこれからを検討中です……！ (2016年5月31日 21時) (レス) id: 37b530e55a (このIDを非表示/違反報告)
uuu(プロフ) - こんばんは！今日も素敵です（うっとり）ゆとやま切なくて可愛くて、ただただ続きを楽しみにしております！(o´∀｀o) (2016年5月30日 23時) (レス) id: 56a0bbe7d8 (このIDを非表示/違反報告)
りょうぱち(プロフ) - uuuさん» ありがとうございます！嬉しいです♪♪ (2016年5月29日 21時) (レス) id: 37b530e55a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りょうぱち | 作成日時：2016年4月17日 22時
