花火大会１週間前 ページ16
涼介side
「やーまちゃんっ」
放課後、居残りが終わって帰ろうと準備してたら、ふいに後ろから声をかけられた。
涼「わあっ！びっくりしたぁ…ゆ、裕翔くん。」
振り向けば、俺の大好きな人。
あれ、でもこんな時間まで何してたんだろ。
もう外は暗いし、知念たちだって、帰っちゃったはずなんだけど。
涼「どうしたの？まだ帰ってなかったんだ。」
裕「うん。山ちゃんのこと待ってたの。」
涼「へーそーなんだぁ……って、えぇ！？！」
な、なにそれ！？俺を待ってたって、どうして？
裕「ふはは(笑)なにそんな驚いた顔してんの〜？可愛いなぁ、ホント。」
涼「なっ//だから、からかうのやめてって言ったじゃん！」
裕「からかってなんかないよ〜」
可愛いとか、山ちゃんを待ってたとか、そんなこと簡単に言わないでよ。
期待しちゃうじゃん。
俺、勘違うしちゃうじゃん。馬鹿だから。
裕「あ、そういえば1週間後だね。花火大会。」
涼「え？あ、そうだったね……。」
暗い夜道を並んで歩いていると、裕翔くんが言った。
俺は、緊張して上の空で。
さりげなく、裕翔くん、車道側歩いてくれてるなぁ…とか考えてて、適当な返事しかできなかった。
裕「知念と圭人、上手くいくといいなぁ。」
涼「うん。ホントにそうだよね。ちぃちゃんも、あれから頑張って話しかけてるし。」
裕「うん…。」
微妙なところで会話が途切れて、なんとも言えない空気が流れる。
えっと、えっと……なんか話の話題、なかったっけ？
えっと……えっと……
裕「浴衣。」
涼「……え？」
裕「浴衣着てきてよ。」
ゆ、浴衣？
俺が？
むりむりむりむりっ！
恥ずかしいし、何より、絶対似合わない！！
涼「無理だよっ！」
裕「えぇ〜？なんで？」
涼「だ、だって、俺、似合わないし…」
裕「なーにいってんの！似合わないわけないじゃん！ほら、知念と一緒に着なよ。圭人も喜ぶよ！」
うぅ……。
そんな事言われてら、断れないじゃん。
圭人とちぃちゃんには上手くいってもらいたい。
だから、少しでも素直になれないちぃちゃんの力になりたいし。
着てこっかな。
でも、大好きな裕翔くんには内緒で。
それに、結局俺は、裕翔くんには弱いんだ。
花火大会、楽しみだなぁ。
何色の浴衣来てこうかなぁ。
また大ちゃんのとこ、相談しに行こっ♪
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りょうぱち(プロフ) - uuuさん» ありがとうございます！！もうやぶひか大好きです(ﾉ*´з｀)ﾉ私も書いててきゃー(*ﾉдﾉ)ってなりました(笑)これからも頑張ります♪ (2016年6月5日 5時) (
レス) id: 37b530e55a (このIDを非表示/違反報告)
uuu(プロフ) - やぶひか（はぁと）安定の萌えです！もうキュンキュンしまくりです！たまらないです！！( ´艸｀)ラストの大ちゃんが見えなかった薮さん愛しい(≧∀≦)色んな萌えが詰まってて大好きな作品です！！これからも楽しみにしております♪o(^-^)o (2016年6月5日 0時) (レス) id: 56a0bbe7d8 (このIDを非表示/違反報告)
りょうぱち(プロフ) - uuuさん» ありがとうございます(*^^*)ゆとやまのこれからを検討中です……！ (2016年5月31日 21時) (レス) id: 37b530e55a (このIDを非表示/違反報告)
uuu(プロフ) - こんばんは！今日も素敵です（うっとり）ゆとやま切なくて可愛くて、ただただ続きを楽しみにしております！(o´∀｀o) (2016年5月30日 23時) (レス) id: 56a0bbe7d8 (このIDを非表示/違反報告)
りょうぱち(プロフ) - uuuさん» ありがとうございます！嬉しいです♪♪ (2016年5月29日 21時) (レス) id: 37b530e55a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りょうぱち | 作成日時：2016年4月17日 22時
