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*
可愛くて、可愛くて、たまらない。
『んっ、あ、、ゆう、と…っ、』
愛しくて、大好きで、、、
『ゆうと、っ、はげ、しい…っ！』
…涼介が俺以外の男を特別にするなんて絶対に許さない。
俺の腕の中。
裸の涼介がすやすやと寝息をたてる。
朝の情事を思い出してニヤける。
え っちの時の涼介は昔から素直だ。
それは俺しか知らないことだし、他のやつになんて知られてたまるか。
「涼介…愛してるよ…、」
寝ている涼介に呟いた言葉を、彼に面と向かって言えたらいいのに。でも涼介は俺から放たれる「好き」も「大好き」も本気にしてくれない。こんなに思いが溢れだしているのに、気付かないふりしてるの？涼介。
一昨日の夜を思い出す。涼介の部屋へ行こうとした。道を歩いていると、涼介のマンションの前に停められたタクシー。中から涼介が出てくるのが見えた。
でもその中にもう1人、男の人がいた。
そいつは車から降りようとした涼介の腕を掴んで、何か言う。
そいつが涼介に向けた眼差しと同じものを俺は知っていた。
「涼介、俺以外の男のとこに行っちゃダメだよ…」
ぽつり。
また寝ている涼介に呟いた。…はずだった。
「それ、どういう意味？」
腕の中の涼介がモゾモゾと動いて、俺を見る。
「涼介…！」
「それって、独占欲…？おもちゃを取られたくないとかそういう感じ？」
「違うよ、涼介はおもちゃなんかじゃないよ」
「じゃあ、何、どういう意味だよ」
何故か泣きそうな涼介の顔を手で包み込む。
「涼介は俺にとって唯一無二なの。俺だけが、涼介の特別な男でありたいの。ていうか、涼介の特別は俺だけがいい。」
「っ、…なんで、？裕翔は女の子にも特別をあげてるのに、俺は裕翔だけの特別にしかなれないの？」
「え…？」
「だったら裕翔も、俺だけを特別にしてよ。俺だけを見てよ。」
涼介の大きな目からついに溢れ出した涙が、俺の手と涼介の頬を濡らす。
なぁ、涼介。自分の言ってること、ちゃんと分かってる？
「涼介、俺の特別になりたいの？」
「ふ、、う…っ…、ばか、…裕翔、ばか…っ」
お互いになんでも知ってる俺たち。
でも、お互いの一番大事なことだけは知らなかったんだね。
もっと早く涼介の気持ちに気づいてあげれてら、泣かせずに済んだのかな。
「涼介、愛してるよ…」
やっと面と向かって言えた言葉を、受け取ってね。涼介。
Fin.
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もも(プロフ) - もう何度読んだかわかんないくらい読みましたけど、アタシも噂のふたりを観察したいし会話を盗み聞きしたい〜！！！どのゆとやまちゃんも最高に可愛かったです (2019年12月12日 10時) (
レス) id: 1da0e85042 (このIDを非表示/違反報告)
りょうぱち(プロフ) - あいさん» ありがとうございます〜！陽キャな2人を書けて良かったです！ (2019年9月29日 22時) (レス) id: 73438a5746 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 陽キャゆとやま最高です！！りょうぱちさんのゆとやま大好きです！ (2019年9月29日 12時) (レス) id: e3aa8eb60d (このIDを非表示/違反報告)
りょうぱち(プロフ) - 山受け信者さん» こちらこそ、リクエストありがとうございます！ (2019年2月16日 17時) (レス) id: 73438a5746 (このIDを非表示/違反報告)
りょうぱち(プロフ) - 山受け信者さん» コメントありがとうございます^^*リクエストなさってくれるなら是非とも書かせていただきます！ちょうど次のお話何にしようか悩んでいたところなので…！笑 いつもありがとうございます^^* (2019年1月19日 23時) (レス) id: 9cecffa59a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りょうぱち | 作成日時：2018年12月21日 19時
