おはようからおやすみまで【夜久衛輔】

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「入っちゃダメです！」




「意味わかんねぇよ！どけリエーフ！」




「ダメです！」


「ごめんなさい先輩！」





「犬岡と芝山まで何なんだよ！」







扉の向こうから聞こえる衛輔の声。



リエーフたちが必死に頑張ってるけど…






「…Aちゃん、悪いけど行ってきて」




『はいはい』






黒尾の頼みによって私は外へ出た。







『衛輔、ちょっとコッチ来て』




「はぁ？早く着替えて練習…」




『いいから！』





あなたの手を引いて、少し離れた所へ。







「ったく、どうした？」





『明日一緒に出かけよう？』





「それ言うためにわざわざコッチ来たのか？」




『2人きりで言いたかったんだ』




「…お前ってホントにバカ……」




『バカでいいよ』








あなたと一緒にいれるなら。








「おーい、お2人さん」








『さ、行くよ！』



「え？ちょ、急に引っ張るなって！」




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