おはようからおやすみまで【夜久衛輔】

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ｐｒｒｒｒｒｒｒ






ベッドに入って数10分。



スマホに1件の着信が届きました。




画面に映し出されたのは大好きな名前。









『もしもし』





＜もしもし？ゴメン、起こした？＞





『ううん。待ってたの、衛輔の連絡』





＜今日はやけに素直だな、お前＞







電話越しでも、あなたの声を聞くと心が安らぐの。








＜明日さ、水族館行かね？＞





『うん。いいよ』





＜ありがとう。イルカのショー、見ような＞





『うん！』






覚えててくれたんだね、私が見たがってたの。







＜それと…今日１日ありがとう＞






『ん？１日？』





＜お前が今日１日変わった様子だったの、

俺が誕生日だからなんだろ？＞







…やっぱりかなわないな。




けど、今日は仕返ししちゃうもんね。







『違うよ、』









『衛輔のこと、だーいすきだからだよ』







＜なっ……ハハッ、ばーか＞





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