何なんだ31 ページ34
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早く音駒の所へ行こうと足を進めると、突然軽くなる腕。
誰かが籠を取り上げたようだ。
横を振り返ると、黒い癖毛の彼が。
「いつも大変だね」
『みんなこれくらいやってるよー。平気だから赤葦もアップしてきなよ』
「……呼び方…」
『え?あ、』
そう、29話で察した方も少なくないだろう(メタい)
本人直々に下の名前で呼ぶようお願い(というか半強制的に)されました。
『今まで散々"赤葦"だったからなー』
「そういう問題じゃない」
『いやそういう問題だから』
「A危ねぇ!」
バシン
真っ直ぐと飛んできたバレーボールを叩き落として飛来した方向を見ると、慌てて走ってくる木兎さんと木葉さん。
『随分と派手な朝の挨拶ですね』
「おう!おはよう!」
「悪りぃ…怪我は?」
『何ともありません。そんなヤワじゃないです』
謝る木葉さんと対照的に「だよなぁ、さすがA!」と頭をワシャワシャしてくる木兎さん。
「さすがじゃないだろアホ木兎!」
「いでっ!何すんだよ小見やん!」
その木兎さんに後ろから忍び寄って膝カックンを仕掛ける小見さん。
猿杙さんと鷲尾さんは関わったら負けとでも言うように傍観している。
『…やっぱ梟谷も騒がしいね(笑)』
「主に木兎のおかげでな」
「ですね」
足を止めてそのやりとりを見ていると、僕の事を呼ぶ声がした。
『あー、道草食いすぎたな。そろそろ行きますね』
「おう、今日もよろしくな」
『京治、籠』
「っ、え。あ、うん。気を付けて」
そうして、その場をあとにした。
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「…赤葦、顔ニヤけてる」
「えっ」
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ヤマダノオロチ(プロフ) - 甘党さん» ありがとうございます!更新サボらないよう頑張ります(( (2016年5月8日 19時) (レス) id: b2832ff97e (このIDを非表示/違反報告)
甘党 - 面白いですね!早く続きが見たいです!更新頑張ってください^^ (2016年5月8日 17時) (レス) id: ff4f5476f8 (このIDを非表示/違反報告)
ヤマダノオロチ(プロフ) - 緋美さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年3月27日 18時) (レス) id: b2832ff97e (このIDを非表示/違反報告)
緋美(プロフ) - いえいえこちらこそ理解出来ておらずごめんなさいっ(><)なんとなくわかりました。作品自体すごく面白くて好きです!これからも頑張ってくださいっ! (2016年3月27日 18時) (レス) id: 1e404dd089 (このIDを非表示/違反報告)
ヤマダノオロチ(プロフ) - 緋美さん» 花巻さんの「いーよ(ry」の一言で木兎さんが満足して会話から離脱したので(食堂を出てったので)やらざるを得なくなった…みたいな()んー、わかりずらすぎてゴメンナサイ! (2016年3月26日 23時) (レス) id: b2832ff97e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヤマダノオロチ | 作成日時:2016年2月29日 0時