【HQ】全部ぜんぶお前らのせいだ!!

何なんだ３ ページ4

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体育館へ急ぐと、既に１ゲーム終わったらしく、烏野のみんながコートをフライングで回っていた。

その隣では、音駒のチームメイトがアップをとっている。


「遅かったな、何かあったか？」

『すみません。あの…監督…青葉城西高校も今回の合宿に参加するんですか…？』

すると、猫又監督は「あ"っ」と声を上げた。


「そうだそうだ、そうだった…！あと１校呼んだっつーのは聞いていたんだが、どこだかわからなかったもんでなぁ…。青城かぁ…!!」

スマンすまん、と笑う監督に多少の苛立ちを覚えたが、そこはスルー。

そうこうしているうちに皆が集まっていた。

監督は、

「いつもとやる事は変わらない。ひたすら拾って繋げろ」

とだけ伝えた。

(さぁ黒尾さんの厨二病が発病されるぞー)

いつもの言葉を待っていると、コートに入ろうとしていた黒尾さんがコチラを振り返った。

何だ何だ、覚られたか。と思っていると、その口角が上がった。


「曲者ぞろいの合宿１日目 初戦…マネージャーから気の利いた素敵な一言のひとつでも貰いたいなぁ〜」

ニヤニヤするトサカヘッドに殺意が沸いた。
しかし、皆には頑張ってほしい。



「…頑張ってください。まぁ、フライング1周キツそうですし…」

((( 何だこの微妙なツンデレ )))




「…俺たちは血液だ。滞りなく流れろ、酸素を回せ…脳が、正常に働くために…!!」



……ダメだ、やっぱ何回聞いても吹きそうになってしまう…←

スコア記録のノートを片手に、Aは今にも吹き出しそうな衝動を抑えた。

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