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何なんだ24 ページ25



結局どうすれば良いかわからないまま半日が過ぎた。今は昼食が終わり、午後練習までの休憩時間。



私の手には包帯が巻いてある。



もういちいち回想とか挟むの面倒だから言っちゃうけど、昼食を作っているときにうっかり包丁でやってしまった←

刃物持ったままボーッとするとは何事だ自分((




「…A」


『何、赤葦』


「まだ今朝のこと引きずってんの?」


『ヒキコさんもびっくりなくらい引きずってます』
※ヒキコさんがわからない人はググれよ☆((殴



引きずらない方が可笑しいから、マジ。
そんな早く切り替えられるほどな事ちゃうから。

とはいえ研磨の不調は続くばかりで、そろそろ本気でどうしようか考えてるけど。


すると沈黙の中、突然立ち上がる赤葦。

その手は僕の手を握っていて、自然と僕も立ち上がることになる。



『え、ちょ、赤葦サン?』


「………」



無言のまま連れてこられたのは誰もいない体育館。




『ホントに何?どうし「Aは、」…?』




「Aは…孤爪が好きなの?」





『……はい?!!』





急な質問に僕は戸惑うことしかできない。





「朝の件のせいで、自分だって普段の調子じゃなくて、いろいろ失敗して怪我までしてるくせに…」



午前中の様々な失敗と、手に入った包丁の傷が痛んだ気がした。




「なのに、その事よりも孤爪の調子の心配して…」



『っそれは、研磨は選手だからで…』


「たとえAにその気がなくても…見ててイヤになっちゃうんだよ…」


『………イヤになるって?』



「…自分よりも孤爪の心配して悩んでるAを見てると辛い…A自身よりも優先して考えてもらってる孤爪に嫉妬する…」



『辛い…?嫉妬…??』



何でこんなこと言っているのかわからない。
赤葦がそこまで僕のことを考える義理も理由も見つからない。









「…俺、好きなんだよ。1年の時からずっと。Aのこと」









『……え…?』

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ヤマダノオロチ(プロフ) - 甘党さん» ありがとうございます!更新サボらないよう頑張ります(( (2016年5月8日 19時) (レス) id: b2832ff97e (このIDを非表示/違反報告)
甘党 - 面白いですね!早く続きが見たいです!更新頑張ってください^^ (2016年5月8日 17時) (レス) id: ff4f5476f8 (このIDを非表示/違反報告)
ヤマダノオロチ(プロフ) - 緋美さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年3月27日 18時) (レス) id: b2832ff97e (このIDを非表示/違反報告)
緋美(プロフ) - いえいえこちらこそ理解出来ておらずごめんなさいっ(><)なんとなくわかりました。作品自体すごく面白くて好きです!これからも頑張ってくださいっ! (2016年3月27日 18時) (レス) id: 1e404dd089 (このIDを非表示/違反報告)
ヤマダノオロチ(プロフ) - 緋美さん» 花巻さんの「いーよ(ry」の一言で木兎さんが満足して会話から離脱したので(食堂を出てったので)やらざるを得なくなった…みたいな()んー、わかりずらすぎてゴメンナサイ! (2016年3月26日 23時) (レス) id: b2832ff97e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヤマダノオロチ | 作成日時:2016年2月29日 0時

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