何なんだ２０ ページ21
澤村side
「おい黒尾！どーすんだよアレ！」
隣でストレッチをしている黒尾に、同じく音駒のリベロ･夜久が指をさしながら小さめの声でキツく言った。(ちなみに、俺･黒尾･夜久･スガという並び)
夜久の指先は黒尾ではなく少し離れた場所にいるセッターの孤爪に向いている。
当の孤爪はというと、俯いたまま顔を上げようとしない。皆より伸びている髪が顔を覆っていて、金髪の某〇子状態になっていた。
「知らねーよ！第1アレは事故だｯ！」
「どう考えても狙ってただろうが！」
「アレはあやしーよな〜。黒尾だし」
「菅原くんまで！んなことねーってマジで！なぁ、澤村?!」
黒尾が助けを求める目で俺の方を見た。
だがしかし、アレは俺から見たって…
「…確信犯だろ」
「オイぃいい!!!」
ほらやっぱそうなんだろ！と夜久が黒尾を叩く。
すると、いつの間にか梟谷の木兎がコチラへ向かってきていた。
「なーに話してんの？もしかして好きな子のはなしか〜？」
「ちげーわ。お前ちょっと黙れ」
「まだ話しかけて30秒しか経ってねぇし!!」
「30秒も話しゃお前の場合十分だ！」
子供のような言い合いをする黒尾と木兎。
次第にエスカレートして何故か2人で取っ組みあっている。
今は関わらない方が身の為だと悟った俺達はそっと2人から距離をとった。
『……黒尾さん』
「あぁ？ちょっと待て今コイツ…を…」
『あ…ハイ』
潔く引くAにビックリせざるを得ない。
前の練習試合や昨日１日の様子からすると、急かしてサッサと連れていくと思うんだが…。
「ありゃ相当キテルな……」
「そりゃそうだべ…」
「朝っぱらから あんな事になればなぁ…」
そして話は一旦、今朝まで遡る。
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ヤマダノオロチ(プロフ) - 甘党さん» ありがとうございます！更新サボらないよう頑張ります(( (2016年5月8日 19時) (
レス) id: b2832ff97e (このIDを非表示/違反報告)
甘党 - 面白いですね！早く続きが見たいです！更新頑張ってください^^ (2016年5月8日 17時) (レス) id: ff4f5476f8 (このIDを非表示/違反報告)
ヤマダノオロチ(プロフ) - 緋美さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2016年3月27日 18時) (レス) id: b2832ff97e (このIDを非表示/違反報告)
緋美(プロフ) - いえいえこちらこそ理解出来ておらずごめんなさいっ(><)なんとなくわかりました。作品自体すごく面白くて好きです！これからも頑張ってくださいっ！ (2016年3月27日 18時) (レス) id: 1e404dd089 (このIDを非表示/違反報告)
ヤマダノオロチ(プロフ) - 緋美さん» 花巻さんの「いーよ(ry」の一言で木兎さんが満足して会話から離脱したので(食堂を出てったので)やらざるを得なくなった…みたいな()んー、わかりずらすぎてゴメンナサイ！ (2016年3月26日 23時) (レス) id: b2832ff97e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤマダノオロチ | 作成日時：2016年2月29日 0時
