第二章 : 壱の朝 ページ12
hazuki side.
「……っ！？」
ばっ、と飛び起きる。
息が荒い。頬には汗がつたう。
「…ここ、は？」
キョロキョロと辺りを見回す。
見た目的には教室のようだ。
しかし、机や椅子は散らかり、
どんよりとした空気が漂っている。
…いわゆる廃学校、というものだろうか。
「……みんなはどこでしょうか。」
立ち上がり、改めて周りをよく見渡す。
まず、窓に近付いてみた。開けようとするが、
鍵の部分に接着剤のようなものが付いており、
鍵を外すことは不可能のようだ。
なら破壊は……、と思ったが、
どうやら防弾ガラスのようだった。
「窓からの脱出は不可能、ですか…。」
今度は教室のドアに近付く。
…結果的には窓と同様であった。
「どうしましょう……。」
なすすべもなく、不安に思っていると、
自身のポケットからバイブ音が聞こえた。
慌ててポケットを触ってみると、
自分のスマホではない、赤いカバーのスマホが入っていた。
通知を見ると、LINEが来ていた。
名前は……、polkkaさんだ。
p『葉月ちゃん、大丈夫？
僕、今保健室みたいなところにいるんやけど…。
葉月ちゃんはどこにおるん？』
そのメッセージを見て、安堵の声をもらす。
良かった、私だけじゃなかった。
「………ん、」
ふと、polkkaさん以外にも登録してあるのか気になった。
見てみると、メンバー全員と
ギブハピ全員用のグループがあった。
「…良かった、ここで連絡がとれる…。」
何とかして、この不可解な状況から打破しよう。
そう思いながら、私はグループラインに
メッセージを送った。
＊
普通の会話は「」、LINEは『』です！
続く
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大和@givehappi(プロフ) - 春雨さん» わー、ありがとうございます！嬉しいです、頑張ります！ (2019年12月11日 19時) (
レス) id: 2a953951d1 (このIDを非表示/違反報告)
春雨(プロフ) - コメント失礼します！第一章めっちゃ面白かったです！！考察してて楽しいですwこれからも頑張ってください！ (2019年12月11日 19時) (レス) id: f2d8f496c7 (このIDを非表示/違反報告)
大和@givehappi(プロフ) - 碧羽@ギブハピさん» ありがとー (2019年11月13日 20時) (レス) id: 81e0f61c78 (このIDを非表示/違反報告)
碧羽@ギブハピ - 続き楽しみだわぁ... (2019年11月13日 19時) (レス) id: 8ac5af7724 (このIDを非表示/違反報告)
大和@givehappi(プロフ) - 美夜@ギブハピさん» 最後まで残ったの運いいね(？)ありがとうー！頑張る〜 (2019年11月12日 19時) (レス) id: 81e0f61c78 (このIDを非表示/違反報告)
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