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ページ10

Ryosuke









ソファーに座る裕翔の膝の上に、向かい合うように座った。









久々だし…甘えたい気分なんだもん…。









裕「どうしたの、可愛い顔して」









涼「別にいつも通りでしょ」









裕「んーいつも可愛いけど…何かいつもとは違った可愛さだな〜って」









…それは多分、俺の甘えたモードのおかげだろうな。









相変わらず分かりやすい自分に呆れる。









裕「金髪、似合ってるね。めっちゃかっこいい」









涼「ほんと?裕翔も似合ってるよ、金髪」









裕「まじ?やまに言われたら、自信持てるな〜(笑)」









裕翔なら何でもカッコイイよ…というセリフは飲み込んだ。









涼「おそろい…だね」









裕「え?あぁ、たしかに!ふふっ、おそろいだなんて本当に可愛いな〜やまは!」









髪を両手でわしゃわしゃっと撫でられるから、俺も裕翔の髪を両手でわしゃわしゃした。









おかげでボサボサになったお互いを見て微笑み合うと、そのままおデコをくっつけた。









裕「…頑張ろうね、お互い」









涼「うん…」









裕「やまの映画撮影と、俺のドラマ撮影が終わったらさ、久々にどこか行こうか」









涼「うん…行きたい」









裕「会えなくて寂しいのは俺もだから。我慢しないでちゃんと電話するんだよ?」









涼「分かってる…。裕翔もね?」









裕「うん。…愛してるよ、涼介」









明日が終われば、また裕翔とはしばらく会えなくなる。









今日と明日で充電だな…と、唇が痛くなるくらいキスをした。

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作者名:saya | 作成日時:2020年8月9日 0時

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