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Ryosuke
ソファーに座る裕翔の膝の上に、向かい合うように座った。
久々だし…甘えたい気分なんだもん…。
裕「どうしたの、可愛い顔して」
涼「別にいつも通りでしょ」
裕「んーいつも可愛いけど…何かいつもとは違った可愛さだな〜って」
…それは多分、俺の甘えたモードのおかげだろうな。
相変わらず分かりやすい自分に呆れる。
裕「金髪、似合ってるね。めっちゃかっこいい」
涼「ほんと?裕翔も似合ってるよ、金髪」
裕「まじ?やまに言われたら、自信持てるな〜(笑)」
裕翔なら何でもカッコイイよ…というセリフは飲み込んだ。
涼「おそろい…だね」
裕「え?あぁ、たしかに!ふふっ、おそろいだなんて本当に可愛いな〜やまは!」
髪を両手でわしゃわしゃっと撫でられるから、俺も裕翔の髪を両手でわしゃわしゃした。
おかげでボサボサになったお互いを見て微笑み合うと、そのままおデコをくっつけた。
裕「…頑張ろうね、お互い」
涼「うん…」
裕「やまの映画撮影と、俺のドラマ撮影が終わったらさ、久々にどこか行こうか」
涼「うん…行きたい」
裕「会えなくて寂しいのは俺もだから。我慢しないでちゃんと電話するんだよ?」
涼「分かってる…。裕翔もね?」
裕「うん。…愛してるよ、涼介」
明日が終われば、また裕翔とはしばらく会えなくなる。
今日と明日で充電だな…と、唇が痛くなるくらいキスをした。
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作者名:saya | 作成日時:2020年8月9日 0時