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Ryosuke
光｢ちょっと真面目な話していい？｣
ピシッとした光くんの声に、全員の視線が集中する。
光｢もちろん、裕翔と山田が付き合うことに関しては反対はしない。むしろ、俺も嬉しいし。ただ、仕事とプライベートは分けろよ？｣
厳しい目で俺たちを見る光くん。
光｢多少のイチャつきは目を瞑るけど、例えば喧嘩したとかそういう時。お前ら2人のせいでグループの雰囲気が悪くなるようなことは絶対するな。それが守れないなら、お前らを認めることは出来ない｣
裕｢…約束する。絶対グループには迷惑をかけない｣
宏｢俺からもいい？｣
光くんと同じく、薮ちゃんも真剣な顔だ。
宏｢メンバー同士だからと言って、撮られないとは限らない。厳しいことを言うかもしれないけど、2人で報道なんかされたら今後のグループ活動に影響が出てくる。他の事務所の女と撮られるのとは訳が違うからな。もしそうなった場合は、別れてもらうしかないと思ってる。守れるか？｣
裕｢うん。絶対守る｣
光｢山田は？｣
涼｢…おれも…守ります｣
光｢よし。あと裕翔。絶対山田のこと泣かせんなよ？何があっても絶対山田を守るって、俺たち全員の前で誓え｣
こんな光くん初めて見た…。裕翔は…なんて…。
裕｢やまだけは、絶対離さないって心に決めてるんだ。山田涼介は、俺が大切にします。全員に誓う｣
そんな裕翔の言葉に、薮ちゃんも光くんも笑顔になり、他のみんなも優しく頷いた。
宏｢裕翔も大人の男になったな…(笑)ま、何かあったら俺らも2人をサポートするし、ちゃんと頼れよ？｣
裕翔の言葉に泣いてる俺の頭を撫でた薮ちゃんは、裕翔の頭も撫でた。
裕｢ありがとう…。薮くん、光くん…。みんなも｣
JUMPでよかったなって。裕翔が恋人でよかったなって。
改めて思った日だった。
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作者名：saya | 作成日時：2020年8月9日 0時
