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新生活 ページ25
Ryosuke
涼｢ん〜、こんなもんか…｣
今日は仕事が休みな俺は、現在夕食の準備中。
裕翔が好きな煮物を作ってるんだけど、煮物を作るのが久々で少し手こずっている。
がちゃ…。
裕｢ただいま〜｣
涼｢あ、おかえり〜！｣
やべえ、もう帰ってきちゃった…と焦っていると、ふわっと後ろから抱きしめられた。
裕｢ただいま、やま｣
涼｢おかえり裕翔｣
裕｢いい匂いする…煮物？｣
涼｢うん。久々に作ったらなんか上手くいかなくてさ…ね、ちょっと味見して？｣
俺の肩にちょこんと顔を乗せている裕翔に、出汁を入れた小皿を渡した。
裕｢いただきます…、んっ！美味しい！｣
涼｢え〜？本当に？｣
裕｢俺はこれくらいが好き！｣
涼｢んー、じゃあいっか。ご飯にするから手洗ってきて｣
裕｢はーい！｣
裕翔と一緒に暮らし始めて早1ヶ月。
毎日裕翔と過ごせることが今でも信じられないけど、でもとっても幸せだ。
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作者名：saya | 作成日時：2020年8月9日 0時
