君よりも、俺のほうが2 (yt×ym) (ページ11)

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ライバル (※必読) ページ11

※読んでいくうちに分かるかと思いますが、今回はytym要素は最後にチラッとしかありません。

もし地雷を感じた方は、途中で逃げてください。

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Ryosuke

涼｢かんぱーい！｣

侑｢かんぱーい｣

俺の映画の撮影や、知念のドラマ撮影もひと段落して、久々に2人でご飯に来た。

…ま、もちろん俺の奢りなわけだけど。

侑｢最近はどう？ゆーてぃーとは｣

涼｢んー？別に普通だよ(笑)｣

全員に打ち明けてから、このように誰かと飲みに行くと裕翔の話を聞かれるようになった。

裕翔も多分、俺の話を聞かれてるんだろなぁ。

侑｢なに、普通って。つまんないの～｣

涼｢つ、つまんないってなんだよ…｣

侑｢じゃあ、最近いつやった？｣

涼｢ぶっ…！｣

知念の爆弾発言に、飲んでいたお酒を盛大に吹き出した俺。

涼｢な、おま…っ、何言って…！｣

侑｢だって涼介が何にも惚気けてくれないんだもん｣

可愛い知念が、こんなこと言うようになったなんて…。

口元や机を拭きながら焦っていると、急に静かになる知念。

涼｢…知念？｣

侑｢ねえ涼介。僕、涼介に話したいことがあるの｣

真剣な顔をした知念に、俺は机を拭いていた手を止めた。