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Ryosuke
" どうしてあんたは私をイラつかせるの？"
" あんたなんか生まなきゃよかった！ "
物心ついた頃から今まで、散々言われてきた言葉。
よく言うよ。あんたが勝手に生んだんじゃないか。
俺だって、生まれたくて生まれたんじゃない。
ましてやあんたなんかの子供に。
俺が5歳の頃。俺の両親は離婚した。
理由は、母親の不倫。俺は全然覚えてないけど、母親は父親がいない間に不倫相手を家に呼んだり、俺を連れて3人で出かけたりしていたらしい。
離婚する時、父親は俺を " 不倫相手に気に入られるための道具" だと言い、俺のことも毛嫌いした。
離婚後、母親は不倫相手と再婚して、新たな命を授かった。
それまで俺を本当の子供のように可愛がっていた新しい父親も、自分の子供ができた途端に、俺を " 元夫との子供" 扱いしてくるようになった。
実の父親に顔が似ているらしい俺を見て、母親は｢あんたを見るとアイツを思い出す｣と、どうしようもない文句を言ってきた。
小学生になる頃にはもう、俺は家族から見放され、世間でいう虐待を受けるようになっていた。
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saya(プロフ) - カピバラさん» カピバラ様、ありがとうございます涙 更新頑張りますね！ (2021年5月25日 23時) (
レス) id: 2931426edd (このIDを非表示/違反報告)
カピバラ - この作品面白いです！更新頑張ってください。待ってます！！ (2021年5月25日 18時) (レス) id: d9e096ab92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：saya | 作成日時：2021年1月21日 1時
