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Ryosuke
…っていうか…え?
…すき…、好き…!?
涼「え?ちょ…え、ええええ!?あ、あの…っ、冗談…だよね…?」
変わらず窓の縁に腕を乗せながら、伊野ちゃんは僕をジッと見つめていた。
慧「冗談じゃないって言ったら?」
涼「……あ…あの……ご、ごめんなさい…」
あれ…ぼく…、
慧「うわ〜速攻フラれた〜ヘコむ〜」
涼「えっ!?ええええと、あ…その…っ」
慧「ま、冗談なんだけどね(笑)」
涼「結局冗談なの!?もう…ほんっとに伊野ちゃんは…っ、」
慧「でも、俺にはすぐ返事出来たじゃん。裕翔への気持ちとは違うって自覚あるからでしょ?」
びっくりさせてごめんね、と微笑む伊野ちゃんは、やっぱり優しい人だ。
涼「…でっ、でもっ!それだけじゃ何とも言えないというか…っ、」
慧「まあたしかにな〜。山ちゃんが言う通り、線引きはよく分かんないよね〜」
ポンポンと、優しく伊野ちゃんが僕の頭を撫でた。
慧「けど…ねえ、山ちゃん。もっと単純に考えていいんじゃない?相手に触れたいって思ったり、触れられてドキドキするのは、友達に対しては無いかなぁと思うんだけど」
そうだ…僕…今までずっと…、裕翔くんにだけドキドキしてた…。
慧「──好きだと思ったら、好きなんだよきっと」
ぼく…、ぼくは…っ、
慧「答え、見つかった?」
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saya(プロフ) - らん。さん» らん様に読んでいただけて幸いです!素敵なリクエストありがとうございました涙 (2021年3月4日 1時) (レス) id: 2931426edd (このIDを非表示/違反報告)
らん。(プロフ) - sayaさん» こちらこそです、、!読みました!すっごくよかったです、、裕翔くんイケメンすぎる。。!何度も読み返します!ありがとうございました!! (2021年2月28日 8時) (レス) id: fdf3240231 (このIDを非表示/違反報告)
saya(プロフ) - らん。さん» 早速フォロリクありがとうございます!ぜひ読んでいただきたい涙 (2021年2月27日 19時) (レス) id: 2931426edd (このIDを非表示/違反報告)
らん。(プロフ) - 返信ありがとうございます!そうとは知らず、コメントしてしまってすみませんでした。Twitterの方でフォロリク送ります!書いていただいてありがとうございます!! (2021年2月27日 15時) (レス) id: fdf3240231 (このIDを非表示/違反報告)
saya(プロフ) - らん。さん» らん様!コメントありがとうございます。実は頂いたリクエストの方は既にTwitterにて番外編を書かせていただいております┏●こちらでもそちらを更新予定ですが、もし先に読みたいということであれば、Twitterの方にフォロリク送ってくださるとありがたいです…! (2021年2月27日 14時) (レス) id: 2931426edd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:saya | 作成日時:2020年11月21日 0時