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your side
「どうしよう…」
某テレビ局の前を行ったり来たり。
こんな所で後悔するなら
来なければよかった。
だけどお弁当は、ほとんど会話のない私たちを
繋ぎとめている唯一の存在な気がして
何だか無駄にはしたくなかった
意を決して中に入れば、
受付には警備員が何人も立っていて、
外で涼介と会うのはこんなにも大変なんだと
住む世界の違いを実感させられる
「あの…ここで収録してる、
山田涼介の忘れ物を届けに来たのですが…」
警「事務所の方ですか？
入館証のご提示をお願いします。」
「あ、いや、えと、私は…」
その続きに困ってしまう。
何と答えればいいのだろう。
警「すいませんが、入館許可証がないと
局内に入ることはできませんので。」
「じゃ、じゃあせめてこれを渡してもらうだけでも！」
そう言って、お弁当箱を差し出しても
警備員は顔色ひとつ変えずに淡々と続けた。
警「そちらもできかねます。
山田様ご本人と連絡をとっていいただいて、
一度こちらにいらしていただければ、
許可証の発行も可能ですが。」
そんなの無理に決まってる。
もともと収録現場まで行って
涼介には会わず、
スタッフさんに渡して帰ろうと思っていたのだ。
連絡したところで
どんな顔されるかは分かっているし
ここまで取りに来てくれるわけがない。
私が勝手に仕事場まで来て
呼び出すなんて迷惑だよね、
諦めて帰ろう…
そう思った瞬間だった。
？「お姉さん、山田くんに用があるの？」
.
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ゆー - とっても面白くて早く続きが読みたいと思いました！私は消して欲しくないです！更新楽しみにしているので頑張ってください！山田くんの話を聞いてる知念くんも上手だと思います。応援してます！頑張ってください！(｡-_-｡) (2017年3月29日 14時) (
レス) id: 1b4cfb119a (このIDを非表示/違反報告)
らずべり〜らぶ - 消さないでください！！更新がいくら遅くてもいいです。私はるんさんの作品が、好きなんです。だから、消さないでください！！ (2017年3月29日 11時) (レス) id: 704fabba77 (このIDを非表示/違反報告)
小春(プロフ) - 私も消して欲しくないです！で、続きは女優と話してる山田くんのあとを追ったメンバーが助けるって感じがいいです。それでその女優とジャンプはもう関わらないようにするとか…更新楽しみにしてます！ (2017年3月29日 10時) (レス) id: 60e90f7afc (このIDを非表示/違反報告)
こまとん - どんな展開でも受け入れますよ〜笑 おもしろ過ぎです。更新楽しみに待ってます！！ (2017年3月29日 10時) (レス) id: 961c3754bd (このIDを非表示/違反報告)
侑奈 - 消さないで続けてくださいっ！この作品めっちゃ好きです！ (2017年3月29日 7時) (レス) id: 2f9581f5ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るん | 作成日時：2017年2月5日 0時
