幼 馴 染 み は あ い ど る 。 (Ryosuke.Y)

#019 ページ19

ryosuke side





涼「わり、俺そうゆうの辞めたから。」








Aと距離を置いたとき、



その心を満たすためにとった



最低な行動









寄ってきた女は



誰彼かまわず夜を共にして、



体の関係を持った









莉緒もそのうちの１人









俺の自分勝手な行動で傷つけて、



今となっては本当に申し訳ないと思っている。








だけどもう、気持ちのない関係を



続けるわけにはいかない








莉「えぇ〜、何で？？

涼くん、莉緒のこと嫌いなの？？」





涼「嫌いっていうか…

本当に好きな人が出来たから、

もうそうゆう事はしたくないんだ。

莉緒にもちゃんとした恋愛してほしいし…

ごめんな、」





莉「やだやだ、納得できない。

莉緒が好きなのは涼くんだもん、

涼くんじゃなきゃやだ、」








莉緒はだんだん涙目になって



俺の腕をより一層強く握った









ここじゃまずいな…









通り過ぎる人々は振り返りながら



こちらの様子をちらちらと伺っている








今すぐこの腕を振りほどいて



冷たい言葉を吐けば



簡単に終わる事なのかもしれないけど、



自分にも責任を感じている手前、



そんなことは出来なかった。









涼「じゃあ…、」









後日改めて話そう、



と、駄々をこねる莉緒を何とか説得して



スタジオに戻った頃には



コーヒーはすっかり冷えきっていた。









これは知念に怒られるな、、









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