RAMPAGEがイチャイチャするだけのお話。2

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時間だいぶ飛びます。すいません！

ー北人ー

時間が過ぎるのはあっという間でもう、陣痛がいつ来てもおかしくない時期。
俺は念のために一昨日から入院している。

壱馬 「女の子か〜楽しみやな〜♪」
北人 「きっと可愛いんだろうな〜」
壱馬 「RIKUさんとかすっごいデレデレしそうやな(笑)」
北人 「うん、しそう(笑)」
壱馬 「早く産まれてきてな〜」
　俺のお腹に向かってそう言う壱馬。その顔は子供ができる前よりもずっとたくましく見えた。
　壱馬なら俺のことも子供のことも完璧に守ってくれる。絶対。これは言い切れる。

北人 「壱馬」
壱馬 「ん?」
北人 「俺を選んでくれてありがとう。」
壱馬 「急にどしたん(笑)こちらこそ、俺を選んでくれてありがとう。」
北人 「ふふっ俺、すっげぇ幸せ」
壱馬 「俺も。多分世界で一番」
　そう言って俺のお腹を優しく撫でた壱馬の手はゴツくてしっかりとお父さんの手になっていた。


４月13日〜新たな命がこの世に産まれる奇跡の日〜

ー壱馬ー

壱馬 「北人！頑張れ！」
北人 「はぁはぁ...ん！」
　
　「おめでとうございます！元気な女の子が産まれましたよ！！」

壱馬 「ほく、ほく...と..ｸﾞｽ」
北人 「はぁはぁ..壱馬、なん、でそんなに泣、いてんの(笑)」
壱馬 「だって..はぁ..良かった、北人〜..」
北人 「ふふっ(笑)」
壱馬 「どっちともｸﾞｽッ元気で良かった。赤ちゃんも北人も」
北人 「ありがとう、壱馬。うわぁ..見て、壱馬。」

　看護師さんが綺麗にタオルで包まれた赤ちゃんを俺と北人の近くに連れてくる。

壱馬 「可愛い..。」
北人 「姫乃...。」
壱馬 「うん?」
北人 「名前。姫乃。」
壱馬 「...いい名前や。よく思い付いたな」
北人 「見た瞬間思った。姫みたいに綺麗だなって。品があるなって」
壱馬 「それで"姫乃"?」
北人 「うん。ダメ..かな..?」
壱馬 「全然。姫乃が良い。姫乃じゃないと嫌なくらい姫乃がいい。」
北人 「ふふっ(笑)姫乃、俺たちの元に産まれてきてくれてありがとう」

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