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Aside




いつに間にか寝てしまっていて、
目が覚めると阿部先生の姿が見えた。



あれ…?



なんで?



あっ…学校で具合い悪くなったんだ。



先生が送ってくれて…
記憶が曖昧だった。



阿「起きた?大丈夫か?」



「すみません……大丈夫です」



阿「よかった」



「ずっと居てくれたんですか?」



阿「うん、だって……
なんでもない」



「ありがとうございます」



阿「お兄さんは帰ってくる?」



「はい…」



阿「それなら良かった。じゃあ俺そろそろ帰る。
勉強も無理せずにな。また元気になったらおいで」



「玄関まで…」フラッ…




阿「おっと…危ない」



起き上がろうとしたら
目眩がして倒れかかった。



阿「ここで大丈夫だから。
ちゃんと休め」



「すみません…」



阿「心配だから、
あんまり無茶しないで?」



「はい…」



阿「よし、じゃあまたな」



「ありがとうございました」

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作者名:おこめ | 作成日時:2021年5月11日 15時

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