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Aside
陣痛がきて、どんどん間隔も短くなる。
「廉くん、、寝てね」
廉「この状況で寝れるわけないやん」
「でも、もう朝になっちゃう」
廉「そんなん気にせんでええて」
「仕事だったし疲れてるでしょ」
廉「大丈夫。今は自分のことだけ考えて」
「ありがとう……」
この辺まではまだ喋れてたけど
次第に喋るのもキツくなる。
先生に子宮口を見てもらうと、8センチ。
先生「もうちょっと頑張りましょ〜」
「痛い……」
看護士「分娩室移動しましょうか」
「廉くん、、、頑張るね、」
廉「うん、、！みんなで待ってるから、、」
さすがに歩けず、車椅子ですぐ隣の分娩室へ移動する。
分娩室に着くと
すぐいきみたい感じになって、
練習した呼吸で陣痛を乗り越える。
先生「もう頭見えたよ〜」
いよいよだ、、
先生「次の陣痛で思いっきり吐いて、
そしたら産まれます」
精一杯の力を出していきんだ瞬間、
元気な泣き声が聞こえた。
その瞬間涙が止まらず
さっきまでの痛みが嘘みたいに消えた。
先生「おめでとうございます！！元気な男の子ですよ」
「はぁ〜……可愛い…」
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作者名：花祭司 | 作成日時：2023年11月19日 13時
