今日:61 hit、昨日:35 hit、合計:25,708 hit
小｜中｜大
226 ページ27
廉side
「「ただいま〜」」
A「体重い〜」
「結構歩いたもんな。疲れたやろ」
A「うん、ちょっと横になる」
「うん、寝とき」
A「ねぇ、廉くん」
「んぅ？」
A「出産のあと、私暫く実家帰るけど寂しい？」
「どうしたん？」
A「どうなんだろうって思って。
私はめちゃくちゃ寂しいんだけど
廉くん平気そうだから…」
「平気そうに見せてるだけやで。
本音言ってもいい？」
A「聞かせて」
「Aと離れて暮らすとかホンマに考えられへんねん。
けど、それを俺が言ったらダメって思ってるから」
A「なんで？」
「俺は仕事せなあかんやん、ずっとAと赤ちゃんと
居られんから、Aばっかりに負担かけるやろ。
それなのに俺が寂しいとか言うのは無責任かなって」
A「廉くん…」
「ごめんな…」
A「ううん！私も頑張る」
「Aはもう、じゅうぶん頑張ってる。」
A「ドキドキするけど、楽しみ」
「強いな」
A「予定日通りにいけば、
廉くんと誕生日1週間違いだよ」
「ホンマやな」
A「陣痛いつくるんだろ〜」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 300人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：花祭司 | 作成日時：2023年11月19日 13時
