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Aside
いよいよ臨月に。
廉「そろそろ行ける？」
「うん、よいしょ」
廉「カバン持つよ？」
「これくらい大丈夫」
廉「靴、楽なの履いて。
その格好寒くない？
もう一枚羽織っとき？」
「そうだね」
廉「ほんまに寒くない？
マフラーは？」
「車だから大丈夫」
廉「雨降りそうやん…
滑ったら危ないし
受付まで着いて行く」
「降ってないから大丈夫(笑)車で待ってて」
廉「心配…」
「女性ばっかりだから、
男の人はあんまりね…」
廉「わかった…じゃあ表まで。
中は入らんようにするから」
「ありがとうね」
廉「到着〜、」
車の乗り降りの時もしっかり支えてくれる。
「よいしょ…ふぅ…」
「よいしょが口癖になっちゃってる(笑)」
廉「体重いもんな」
「ありがとう。じゃあ行ってくるね」
廉「診察終わったら連絡して、
またここまで迎えに来るから」
「うん、ありがとう」
無事に診察も終わって、
廉くんに連絡を入れる。
廉「お疲れ様。どうやった？」
「問題ないんだけど、
貧血が治らないから
また薬が出ちゃった」
廉「そっか…」
「廉くん、いっつも貧血に効く料理作ってくれるのにね」
廉「なかなか手強いな」
「うん…」
廉「疲れた？」
「ちょっとね。色々検査もあったから」
廉「帰ったらゆっくり休もうな」
「ありがとう」
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作者名：花祭司 | 作成日時：2023年11月19日 13時
