振付師さん(Ren.N)④ (ページ3)

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廉side

前々から、海人とは今後のことを
話す機会が増えていた。

海「今日終わったらAちゃんも交えてさ
話しようよ」

「そやね。Aさんが忙しくなければな」

海「さっき聞いたら大丈夫だった」

「聞くのはや(笑)」

海「まあね！」

新曲の振り付けのレッスンが
終わって、
事務所のスペースで
3人で話し合いをすすめる。

海「Aちゃん何か飲む？
買ってくるよ」

「大丈夫だよ。ありがとね」

廉「俺の買ってきて。コーヒー」

海「嫌だよ。自分で行って」

廉「何でやねん(笑)」

それから、ダンスについては
海人が中心になって、
ジャズっぽいのをチャレンジしてみたいとか、
大人っぽい雰囲気とか
キャッチーとか色々意見を出していった。

海「とりあえず、Aちゃんが作ってくれた
振りで踊りたい」

廉「海人の結論はそこやな(笑)」

「そう言ってもらえて嬉しい。
踊ってて楽しいって思ってもらえるようなのと
見てて、素敵だなって感じてもらえるダンス考えてみるね！」

海「うん！！ありがとう〜Aちゃん！」

海人くんも最近は
不安そうだったり元気が無い様子だったから、
久しぶりに生き生きした姿が見れて嬉しかった。