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Aside
次の日も体調は良くならず、
病院へ行ってみることに。
廉「1人で大丈夫？」
「うん…平気」
廉「タクシーで行ってよ？」
「わかってる」
廉「無理したらあかんよ？」
「もー大丈夫だから笑」
廉「終わったら絶対連絡して？」
「はいはい」
廉「ホンマにわかってるん？」
「わかった。ちゃんとします」
廉「そんな元気ないA
珍しいし、まじで心配」
「いつも元気だもんね」
廉「うん…顔色悪いし…
まだ気持ち悪いの？」
「なんか胃がキリキリしてる」
廉「そっか…」
「遅刻するよ？」
廉「せやな。じゃあ行ってくる。
まじで気をつけてな？」
「うん、ありがとう」
ようやく出発した廉くんを見送り、
再びベッドへ入る。
病院行きたくないなぁ。
昔からあの独特な消毒の匂いとかが
嫌だった。
好きな人なんて居ないか。
そのまま眠ってしまって、
起きると外は真っ暗になっていた。
やばい！！
スマホを見ると
廉くんから大量の着信が………
急いで返事を返す。
すぐに電話がかかってきた。
prrrr…
「ごめん廉くん」
廉「ほんまに心配で
撮影も集中できへんかった。
朝あんなに言ったのに
なんで病院行かんかったん？」
「ごめんなさい…
見送ったあと
また、しんどくなっちゃって
そのまま寝てしまったの」
廉「もぉ……
なんでやねん。
自分の体もっと大事にしてよ。」
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作者名：花祭司 | 作成日時：2022年4月19日 0時
