振付師さん(Ren.N)③ (ページ37)

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Aside

ガチャ

廉「ただいまぁ」

「おかえりなさい。
ごめんね、無理に来ちゃって」

言ってた通り遅い時間に帰ってきた廉くん。

見ただけですぐわかる。

いつもと違う表情。

廉「ううん。ありがとう。
会えて嬉しい。
遅くなってごめんな？」

「仕事忙しい？」

廉「まあそれもあるんやけど…」

「何かあった？」

廉「…ごめん。もうちょっと話まとまったら話す。」

「うん、わかった。
もう今日は遅いし、寝よ」

廉くんの表情を見ると
これ以上は聞いてはいけない何かを
感じた。

話してくれるまで待とう。

そしてこの弱りきった廉くんを支えたい。

廉「Aは仕事どう？」

「いつも通りかな。スノーマンさんの
振り付けがメインって感じ」

廉「そっか。俺らライブ終わったばっかやしな」

「廉くん、ご飯ちゃんと食べてる？」

廉「んぅ〜、食ってるといえば食ってるし
食ってないっていえば食ってない」

「どっちなの？笑」

廉「食欲落ちたから、食べれそうな時食べてる感じ。
痩せた？」

「うん、、めっちゃ痩せてる」

廉「明日からしっかり食います」