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you side
ピンポーン
誰……？
寝すぎた。
突然のインターホンの音で目が覚めた。
時計を見ると、22時過ぎてる。
夕方、家に帰ってから、お風呂済ませて
そのままもう寝ちゃってたんだ…
それより誰だろう。
また、裕貴だったら嫌だな…
そう考えながらモニターホンを確認する。
永瀬さん…！！！
しかも玄関の前にもう居る…！
そりゃそうか…
同じマンションだからオートロック
入れるもんね。
そんな事を寝起きの頭で考えながら…
早く出ないと！
急いで玄関を開ける。
廉「こんばんは〜すみません急に…」
「びっくりしました…汗
どうかされましたか？？」
廉「今日、体調悪そうだったのが
気になって…具合いどうですか？」
「わざわざすみません…
ずっと寝てたら良くなりました！
スッピンだし寝起きだし…恥ずかしい…」
今更もう遅いけど
ちょっと顔を隠した。
廉「ハハハ(笑)可愛いっすね。
これ良かったら食べてください。
何が好きかわからんかったんで
色々買ってみました」
「えっ……ありがとうございます。
こんなにいいんですか？」
廉「ちょっと多かったですかね(笑)」
「もうご飯食べました？」
廉「まだっす」
「ちょっと待っててください…」
何かお礼をしたいと思って、
煮物を準備した。
「もしよかったらこれ…
手作りとか大丈夫ですか？」
廉「えっ…！！まじっすか？！
いいんすか？」
「この前から色々迷惑かけてるし
こんなんで良ければ…」
廉「めっちゃ嬉しい！！」
「そんな大した物ではないので」
廉「Aさんがダメじゃなければ
一緒に食べるのアリですか？」
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作者名：花祭司 | 作成日時：2020年8月6日 1時
