この命、果てるまで【鬼滅の刃】

肆ノ型 ページ5

貴女side



…待って、嫌な予感がする


実弥がいないのは偶然？



…違う、実弥は人一倍鬼を憎んでる


実弥がもし禰豆子ちゃんを見つけてたら？



行かないと…
禰豆子ちゃんを探しに行こうと踏み出した瞬間、



「オイオイ、何だか面白いことになってるなァ」


「困ります、不死川様！どうか箱を手放してくださいませ！」


「鬼を連れてた馬鹿隊員はそいつかいィ？一体全体どういうつもりだァ？」


「(不死川さん、また傷が増えて素敵だわ♡)」


っまずい！何をするつもり、実弥!!



「胡蝶様、申し訳ありません…」


「不死川さん、勝手なことをしないでください。」


「(しのぶちゃん、怒ってるみたい。珍しいわね。カッコイイわ♡)」


「鬼が何だって？坊主ゥ鬼殺隊として人を守るために戦えるゥ？そんなことはなァ…」


実弥が柄に手をかけたのを見て、実弥が今からやることを理解した


その瞬間、私は考える間もなく、走り出していた



「ありえねぇんだよ、馬鹿がァ！」


ドスッ


「…はァ？何でお前が出てきたァ











A」


「A/さん/ちゃん!!」


『…何でって、そりゃあ…実弥がいきなり女の子刺そうするとからでしょ…』


あー痛い、痛すぎる。涙出そう、てか出るわ、いや出ないわ(どっちだよ)

それより禰豆子ちゃん！多分少し刺さってるはず



『禰豆子ちゃん！大丈夫!?』


「A、そこを退けェ。次は同じ柱だろうと容赦しねぇぞォ」


「あっ…！」


「俺の妹を傷つける奴は柱だろうが、何だろうが許さない!!」


「ハハハハ!!そうかい、よかったなァ！」


「やめろ!!もうすぐお館様がいらっしゃるぞ！」

「!!」


ビュンッ

ガッ

ドォンッ


「ブフッ、すみません…」


え？炭治郎くんの頭って何でできてんの？？(困惑)


「(冨岡が横から口を挟んだとはいえ不死川に一撃を入れた…)」


「善良な鬼と悪い鬼の区別もつかないなら、柱なんてやめてしまえ!!」


「てめェェ…ぶっ殺してやる!!」


'善良な鬼'…ねぇ



「お館様のお成りです。」

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