拾仇ノ型 ページ20
貴女side
『っっ!!す、みませ、ん。そういう
お館様の御手が私の頭にポンっと乗った
「大丈夫だよ、A。まだ確定ではないのだから。それに、この事実を聞いてどうするかは、あの子たち次第だ」
…あぁ、お館様の声は安心する
震え始めていた私の体が落ち着きを取り戻す
『…申し訳ありません、、少し取り乱しました…』
「ふふ、たまにはそういう顔も見せておくれ。Aに頼られると嬉しいんだ」
『そんな、、恐れ多いです!
それでは、用事も済んだので、そろそろお暇しますね』
「そうだね。
また、困った時はいつでもおいで」
『はい、失礼します』
パタン
「そんなに悩まなくても、Aはみんなに認められているよ。それもずっと前からね、」
お館様が、愛らしい娘を心配するような顔で言っていたことを、私は知らない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「おい、
産屋敷家の敷地外に出た瞬間、白魔が勝手に出てきた
『ちょっと!何勝手に出てきてるの!誰かに見られたらどうするのよ!?』
「それなら問題ない。周りに人間の匂いはしないからな。それより、私の質問に答えろ」
そんな言い方だと、どっちが主かわかったもんじゃないわ…と思いながら、記憶を辿る
『あら?まだ白魔には言ってなかったかしら?
私が鬼殺隊、というより当時の柱とお館様に正体がバレた時に結んだ契約のようなものよ』
そうなのだ
白魔もずっと私と生きているわけではない
私の血鬼術で100年前に見つけた魔獣の治療をしたところ、彼は人間の姿に変化した
誤飲した薬のせいで獣化したらしかった
それで、白魔は薬の効果が消えた礼として、一生私の元に着くことを、私の血に契約した
…まぁ、その薬を誤飲した場所っていうのが、珠世の実験室だったりするんだけど、、
この話はまた今度にしましょう
白魔もあまり覚えていないことだし
っと、話が脱線してしまった
「なんだ、それは。
お前は鬼と言えど、鬼殺隊に1番貢献してるじゃないか」
『そんなに甘くないのよ、鬼が鬼殺隊やるってことは。
内容は今度教えるから、この話はこれで終わりにしましょう』
白魔は不満そうだったけど、近いうちに話す機会があるでしょう、、
そんな予感がする
100人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
コットンキャンディー(プロフ) - 尊いさん» そう言っていただき嬉しいです…!! もう少し更新頻度あげられるように頑張ります☆°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝ (2022年3月29日 10時) (レス) id: 8d4bff6e85 (このIDを非表示/違反報告)
尊い - 続きが速く見たいです (2022年3月27日 10時) (レス) @page38 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
コットンキャンディー(プロフ) - tototmeさん» コメントありがとうございます! はい!遊郭編も書く予定です^^ まだ内容はそこまで詰められていませんが…(><) そう言って頂けると、とても励みになります! (2022年2月5日 23時) (レス) id: a6943b1018 (このIDを非表示/違反報告)
tototme(プロフ) - 今TVで放送している遊郭編も書きますか?コットンキャンディーさんの小説は面白いですから、書いて欲しいです。更新頑張ってください。 (2022年2月5日 20時) (レス) id: 1650f18dfa (このIDを非表示/違反報告)
コットンキャンディー(プロフ) - senaさん» ご指摘ありがとうございます、オリジナルフラグのことを理解していなかったので、助かりました! (2022年1月23日 13時) (レス) id: a6943b1018 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コットンキャンディー | 作成日時:2022年1月21日 21時